Creative Cloudのポリシー変更は、ユーザーにとってホントに福音なのか?

この記事は瀧本 浩二によって執筆されました。
公開日:2013年4月24日、更新日:2013年5月 2日

昨日発表になったCreative Cloud(以下、CC)のポリシー変更について、さまざまなサイトで記事が上がっています。ここDTP Transitでもすでにひとつ記事がありますが、久しぶりに私(瀧本)も。

改めて、まずはここを見ていただくとして。 Creative Cloud Blog by Sho Nishiyama

この発表に歓喜する人は、私のまわりにはほぼいません。Adobeをよく知っている人ほど、どこか懐疑的な思いを抱えています。そして、私もそのひとり。

別のブログにも、Adobeの朝令暮改ぶりについての言及がありますが、素直に喜べないのはそこにあります。

ポリシーがリリースされていたかどうか記憶は定かではありませんが、CS3くらいまではほぼ18カ月ごとのバージョンアップでした。それがCS5.5リリースの時に、メジャーバージョンアップは24カ月単位、そのうちの12カ月でx.5バージョンを挟むというルールに変更され、そして去年、アップグレードは「1メジャーバージョンまで」ということになってしまいました。

アップグレードに関わるポリシーがここ数年でコロコロと変更になり、そういったアドビの態度に、皆、辟易としています。

今回、CCのポリシーが変更されることになったわけですが、これがCCリリース当時から発表されていればもう少し評価されたものを、今になってこういうことを言い出すから信じ切れないのです。ポリシーの変更内容については、ユーザーが当初から要望していた最低限のもので、特段、喜ぶほどのことはありません。来年には変更されているかもしれませんし。

さて、次期バージョンの噂も聞こえてきました。ポリシーに則るならCS6の次の12カ月ではCS6.5がリリースされるはずなんですが、噂では"CS7"ということになっていますね。これを、「1メジャーバージョンまで」というアップグレードポリシーと併せて考えると、もうすぐリリースされるであろう"CS7"を逃すと、アップグレードは適用されないということになりますね。

12カ月ごとにアップグレードするくらいならCC加入したほうがいいじゃん......。まぁ、そういうことなんでしょう。

そのうちあれですね、ケータイ料金みたいに、「CCに加入するためには2年契約していただく必要があります(いわゆる2年縛り)」とか言い出すんじゃないですかね。「途中解約の場合は違約金がかかります」とか。

アドビ帝国の法律(ポリシー)はアドビ自身が作っているわけで、その内容についてはどの国民(ユーザー)からも審査されません。アドビが「これで行く!」といえば、「ははーっ!」と従うしかないのです。

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