透明の分割の基礎

この記事は鷹野雅弘によって執筆されました。
公開日:2011年2月10日、更新日:2015年1月16日

たとえば次のように不透明度を下げたオブジェクトが2つ重なっていたとします。これをIllustrator 8.0以下の形式に別名保存したり、EPS保存を行うと、透明の分割が行われます。

Illustrator 8.0以下、および、PostScriptでは透明という概念がないため、不透明度のない状態にオブジェクトを分割するのです。

これを意識的に行う操作が[オブジェクト]メニューの[透明部分を分割・統合]です。

ai-transprancy-workflow.gif

[透明部分を分割・統合]を適用後、グループ解除を行うと、それぞれのオブジェクトの不透明度はすべて100%になっていることを確認できます。

ai-transparancy1.jpg

ドロップシャドウが絡んだ場合

次にオブジェクトにドロップシャドウ効果が設定されている場合、[透明部分を分割・統合]を実行すると、ベクトル部分はなるべくベクトルのまま保持するように分割しつつ、ドロップシャドウのボケ足の部分は、ビットマップ画像化しつつ、クリッピングパスで必要なところだけを表示します。

ai-transparancy4.jpg

[レイヤー]パネルを見ると、こんな感じ。

ai-transparancy2.jpg

『10倍ラクするIllustrator仕事術』(増強改訂版[CS5/CS6/CC/CC 2014対応])

2014年10月に発売。新しいバージョンを使いながらも、古いやり方のまま作業されている中級以上のユーザー向けの書籍。ツールやコマンドなどの基本的な使い方の解説はありません。

2015年3月、8月に増刷。前書(2011年版)と合算すると3万部超のロングセラーとなっています。

改訂版に関する情報

2011年に発売した書籍の改訂版です。

  • 対応バージョンは、CS5/CS5.1/CS6/CC/CC 2014
  • 178ページから78ページ増量の256ページ
  • 金額は180円(だけ)アップの2,380円(税別)

最新版への対応

2016年11月リリースのIllustrator CC 2017への対応版を、2017年2月に発売します。なお、書籍リリース後の追加情報は、サポートページにて公開しています。

全都道府県縦断セミナーツアー

2014年10月に技術評論社から発売された『10倍ラクするIllustrator仕事術』(増強改訂版)のプロモーションのために、全国47都道県にて実施。

47都道府県すべての県での開催が終了しました。ご参加ありがとうございました!

『10倍ラクするIllustrator仕事術』改訂版

『10倍ラクするIllustrator仕事術』(増強改訂版)は、2011年発売の『10倍ラクするIllustrator仕事術』の改訂版。2014年に技術評論社から発売、現在5刷です。2011年版と合わせて35,000部のロングセラーとなっています。

詳しくはサポートサイトにて。

画像:『10倍ラクするIllustrator仕事術』改訂版

『10倍ラクするIllustrator仕事術』全都道府県縦断セミナーツアー、 47都道府県すべての県での開催が終了しました。ご参加ありがとうございました!

画像:『10倍ラクするIllustrator仕事術』改訂版

5つの「く」

画像:『10倍ラクするIllustrator仕事術』改訂版

DTP Transitのコアとなっている制作へ考え方「ムラなく、モレなく、直しに強く、手数を少なく、美しく」を5つの「く」としてまとめてみました。

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