Illustrator 8や10からCS5やCS6に移行される方へのメモ

この記事は鷹野雅弘によって執筆されました。
公開日:2012年8月28日、更新日:2014年8月24日
 

Illustrator 8やIllustrator 10をお使いの方が、Illustrator CS5やIllustrator CS6に移行されるときに戸惑うであろうポイントをまとめてみました。

古い最近
(パレットを使う)画面上部に[コントロールパレット]というUIが追加。選択しているオブジェクトに応じて変わるので、ここに注目するとパネルを開く手間が省ける。
[アピアランス]パネルを開いておくと、[カラー]パネル、[スウォッチ]パネル、[線]パネルを開かずにカラーや線の設定を行うことができる
[フィルタ]メニューは全面的に撤廃されました。[効果]メニューを利用し、必要に応じて、[オブジェクト]メニューの[アピアランスを分割](または[透明部分を分割・統合])を実行する(実際のパスが変化する)。
[フィルタ]メニューにあった[カラーを編集][編集]メニューに移動
[フィルタ]メニューにあった[モザイク][オブジェクト]メニューに移動し、[モザイクオブジェクトの作成]に名称変更
[フィルタ]メニューにあった[トリムマーク][オブジェクト]メニューに移動
Illustrator CS4では、自分でインストールの必要アリ
[効果]メニューの[矢印にする...][線]パネルに移動(Illustrator CS5/6)
ドキュメントサイズの変更は、[ファイル]→[ドキュメント設定]で行う[ドキュメント設定]ダイアログボックスで[アートボードを編集]ボタンをクリックして行う(自動的に[アートボードツール]に切り替わるので、ドラッグしたり、コントロールパレットで変更する)。
ルーラー(定規)の基点(原点)は左下左上に変更
グラデーショングラデーションのカラーストップに透明度を設定することができる
Illustrator CS6では、線にグラデーションを適用することができる

最初、文章で書いていたんですが、表にしました。ということで、文章バージョンも残しておきます。

  • 画面上部に[コントロールパレット]というUIがあります。選択しているオブジェクトに応じて変わるので、ここに注目するとパネルを開く手間が省けます。[アピアランス]パネルを開いておくと、[カラー]パネル、[スウォッチ]パネル、[線]パネルを開かずにカラーや線の設定を行うことができます。
  • [フィルタ]メニューは全面的に撤廃されました。[効果]メニューを利用し、必要に応じて、[オブジェクト]メニューの[アピアランスを分割](または[透明部分を分割・統合])を実行してください(実際のパスが変化します)。
  • [フィルタ]メニューにあった[カラーを編集]は、[編集]メニューに移りました。
  • [フィルタ]メニューにあった[モザイク]は、[オブジェクト]メニューに移動し、[モザイクオブジェクトの作成]という名称に変わりました。
  • [フィルタ]メニューにあった[トリムマーク]は、[オブジェクト]メニューに移動しました。なお、Illustrator CS4では、自分でインストールしないと、出てきません。
  • [効果]メニューの[矢印にする...]は、[線]パネルに移動しました。
  • ドキュメントサイズの変更は、[ファイル]→[ドキュメント設定]で行いましたが、[ドキュメント設定]ダイアログボックスで[アートボードを編集]ボタンをクリックして行います(自動的に、[アートボードツール]に切り替わるので、ドラッグしたり、コントロールパレットで変更する)。
  • ルーラー(定規)の基点(原点)が、左下から左上に変更になっています。
  • グラデーションのカラーストップに透明度を設定することができます。Illustrator CS6では、線にグラデーションを適用することができます。

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