Illustrator CS6（Adobe Creative Cloud版のみ）にパッケージ機能が来た

この記事は鷹野雅弘によって執筆されました。

公開日：2012年8月28日、更新日：2012年8月29日

Adobe Creative Cloudのサブスクリプション契約しているIllustrator CS6のみに、~~16.0.1~~16.1アップデータが配布されています~~（でも、これでもいけちゃうのかな...）~~。

Illustrator CS6を起動して、［ヘルプ］メニューの［アップデート］をクリックしてAdobe Application Managerを開きます。右下の［アップデート］ボタンをクリックします。

Illustrator CS6を終了せよ、との指令が出ますので終了してください。

アップデーター終了後、Illustrator CS6を起動すると、こんなメッセージがでます（詳細をクリックしても英語のAdobe Creative Cloudのページに飛ばされます...）。とりあえず、［OK］をクリックします。

［ファイル］メニューに［パッケージ］が追加されています。キーボードショートカットは⌘+option+shift+Pキー。

［パッケージ］ダイアログボックスで、場所、フォルダー名を決定して、［パッケージ］ボタンをクリックします。

終了後に出るダイアログボックス。［パッケージを表示］ボタンをクリックすると、Finderに切り替わり、フォルダーが開きます。

ほかにも、［リンク］パネルで画像の埋め込み解除などができるようになっているとのことで、こちらはまたレポートします。

追記：ドッペルゲンガー症候群に注意！

パッケージ機能の弱点として、ドッペルゲンガー症候群があります。つまり、同じ名前のドキュメントが存在してしまいますので、修正を加えるべきかはどちらかを意識しないと悲惨なことになります（両方に、別々に修正してしまうなど...）。

私なら、パッケージを残し、オリジナルの名称を変更します。

ドッペルゲンガー症候群は、「超整理法」の野口教授が命名したものです。

アドビの西山さんによると

16.1 はCreative Cloudまたはサブスクリプション向けアップデート（新機能入り） 16.0.1 は全Illustrator CS6ユーザ向けアップデート（Bug Fix）なので、お間違えのないようにご注意くださいませ。

だそうです。

「Creative Cloudメンバー専用機能」というページができていました。