アピアランスを使わずに、自動で伸縮するポストイット風メモを作成する

この記事は鷹野雅弘によって執筆されました。
公開日:2014年10月 7日、更新日:2018年1月28日
 

Illustrator CC(2014.1)から「エリア内文字の自動サイズ調整」という機能が付加されました。バウンディングボックスの下に新しく付いたUIをダブルクリックすることで縦方向の自動伸縮が可能になります。

自動で伸縮するポストイット風メモを作成する

これまでは[形状に変換]効果を使って、自動で伸縮するポストイット風メモを実現しました。

「エリア内文字の自動サイズ調整」と、[エリア内文字オプション]を組み合わせると、アピアランスを使わずに実現できます。

  • [エリア内文字オプション]ダイアログボックスの[オフセット]-[外枠からの間隔]に設定したい値がテキストエリア内側のマージン(padding)になる
  • [ダイレクト選択ツール]でテキストエリアを選択すると、テキストエリアの塗りや線を設定することができる

注意点

  • [ドロップシャドウ]効果を適用すると、テキストエリアの塗りが無効になってしまう。グループ化してから適用しても同様
  • テキストエリアの横幅を変更すると、自動サイズ調整は無効になってしまう
  • グラフィックスタイルには登録できない

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