Illustratorにはない、InDesignのグローバル/ローカルという考え方(正確にはアプリケーションデフォルト/ドキュメントデフォルト)

この記事は鷹野雅弘によって執筆されました。
公開日:2012年3月17日、更新日:2014年3月 6日
 

QuarkXPressをやってきた方はご存じだと思いますが、Illustratorユーザーの方がピンと来ないものとしてInDesignにはグローバル/ローカルという考え方があります。

たとえば、デフォルトをこのフォントにしたいんだけどな、というとき、Illustratorではドキュメントプロファイルを変更します。言い換えれば、ドキュメントプロファイルというテンプレートを複製して新規ドキュメントを作っているのがIllustratorです。

一方、InDesignにはドキュメントプロファイルはありません。その代わりに、ドキュメントを開いていない状態で[文字]パネルでフォントなどの変更が可能です(Illustratorはできない)。

すると、次から新規に作成するドキュメントはこれを参照します。これがグローバルという考え方です。いいかえれば、次のように整理できます。

  • ローカル:そのドキュメントのみの設定
  • グローバル:ドキュメントに関わらない共通設定

ただ、改めて検索したところ、グローバルはInDesignの正式な用語ではないようです。

追記

市川せうぞーさんからコメントいただきました。ありがとうございます。

InDesignでは、グローバル/ローカルでなく、アプリケーションデフォルト/ドキュメントデフォルトと呼ぶそうです。こちらの方が意味がわかりますね。

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