「DBPublisher」がInDesign CS3に対応

この記事は鷹野雅弘によって執筆されました。
公開日:2008年1月22日、更新日:2011年1月 2日
 

ドキュメントに加えた修正を自動的にデータベースへ反映する双方向機能を実装するDBPublisher/iはDBPublisherシリーズがInDesignおよびInDesign Serverに対応に対応するようです。

リリースは2008年夏。

プレスリリースから抜粋:

DBPublisher/iには自動組版設計を含むデータベース出版に必要な全ての機能を備えた「プロフェッショナル版」、1商品ごとの手作業での組版や自動組版後のドキュメント編集などに適した廉価版の「ランタイム版」、InDesign Server での自動組版の無人運転を可能とする「サーバー版」が予定されています。「プロフェッショナル版」および「ランタイム版」はAdobe InDesign CS3 日本語版Macintosh版またはWindows版で動作し、「サーバー版」はAdobe InDesign CS3 Server日本語版Macintosh版またはWindows版で動作します。InDesign用の各製品で作成したドキュメントは相互に互換性があり、プロフェッショナル版で設計したドキュメントをサーバー版で運用したり、プロフェッショナル版やサーバー版で自動生成したドキュメントをランタイム版で編集することが可能となる予定です。

今回DBPublisher/iに新たにサーバー版が追加されることにより、一人完結型の作業から始めて、共同作業へ、更にはサーバーによる無人運用にまでスケールアップが可能なため、業務の規模や要求に応じて容易に運用形態を拡張できます。デスクトップ製品で構築した自動組版の仕組みをベースにサーバー環境での運用に段階的に移行できるため、InDesign Serverを利用したシステムを構築する際の負担を軽減できます。加えて、従来のデスクトップ製品のラインナップではライセンスの関係で実現できなかった、不特定多数への自動組版サービスやPDF生成サービスの提供が可能です。

DBPublisher/iの導入により、InDesignのクリエイティブ機能やAdobe Creative Suite(R)を活用してクリエイティブワークフローを強化したり、AcrobatおよびAdobe PDFによる信頼性の高い出力環境を整備することができます。例えば基幹系システムとLiveCycle製品群のセキュリティ機能することで金融ドキュメントの配信がより、大量に迅速にできるようになります。また年賀状のレイアウトなど一般ユーザ向けにWebアプリケーションを介してInDesignのレイアウト機能を提供するなど、Web Top Publishing (WTP)のソリューションをAdobe Flex(TM)との連携により実現することもできます。

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