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iPad mini、および、iPad(retina)のマイナーアップデートの発表に伴い、iBooksが3.0になりました。

特筆すべきは、2つの点。

日本語の正式サポート

これまで英語のフォントしか選べませんでしたが、「ヒラギノ角ゴ」、「ヒラギノ明朝」などを選べるようになったほか、「ヒラギノ丸ゴ」、さらに、「游ゴシック体」、「游明朝体」を選択できるようになりました。

iBooks3-1.jpg

明日発売予定の新しいiPadは、Retinaディスプレイになります。

iPhone 4から採用したこのディスプレイの解像度は326ppi(iPadは264ppi。「えっ?印刷物!?」って感じですよね。iPhone 4をお使いになった方はわかると思いますが、iPhoneのSafariで(iPhone用に最適化されていない)フルサイズの画面を見ても小さい文字が読めてしまいます。

重くなったし、性能が上がっただけじゃん、って声もあるけど、iPadのRetinaディスプレイ化は大きなブレイクスルーになると考えています。

最近、書籍のチェックをiPad+GoodReaderで行っているのですが、これまで細かいところは拡大しながら進めていました。しかし、Retinaディスプレイになると拡大すら不要になるでしょう。つまり、電子書籍のユーザーエクスペリエンスが大きく変わるはずです。言い換えれば、電子書籍用に、大きめの文字サイズで再レイアウトしたりといった配慮が不要になります。

電子書籍から取り残された感のあるPDF。 アドビもその価値をわかっていないみたいだけど、LiveCycleソリューションと組み合わせて、「買った人だけ読める」、「期間限定で読める」、「自動でアップデートできる」などの付加価値をアピールしていけば、復権するかもしれない、と思ったり。

いろいろな電子書籍のフォーマットが出てくるのはいいけど、買ったデバイスでしか見られないのは不便きわまりない。Mac/PCでも読めるべき。Kindleの成功の要因について、もっときちんと学ぶべきだと思うのです。

iPad用のPhotoshop「Photoshop Touch」がリリースされました(850円)。Android Tablet用として先行リリースされていたもののiPad版がようやくお目見えといった感じです。

ちなみにアドビからは無料のAdobe Photoshop Expressが2008年にリリースされていますが、これとは一線を画すものでかなりの機能が詰め込まれています。

追記:

現在、日本のiTunes storeでの取り扱いがなくなっているようです。もう、大丈夫みたいです。

プリント用のPDFをiPadで閲覧すると、グリーンなどが蛍光っぽくなってしまい、特に白い文字が載ったときに読みにくくなってしまいます。

2012年1月19日に開催された「Educationイベント in NYC」にて、オーサリングツール「iBooks Author」、新しいビューアー「iBooks 2」が発表されました。どちらも無償。ただし、iBooks AuthorにはOS X Lion、iBooks 2にはiOS5が必要です。

笑っちゃうくらい簡単。ビューアーも軽くいい感じです。

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