【macOS/OS X】カテゴリの記事

何度か取り上げていますが、アプリケーション内でのウィンドウ(ドキュメントウィンドウ)の切り換えについて、改めてまとめてみました。

簡単そうな話ですが、次の条件によって、変わってきます。

  • タブで統合している場合
  • アドビ製品のデフォルト、クセ
  • 使用しているキーボード(US/JIS)

クリーンインストール後に私が行っているのFinderの調整です。

  • Mailでメールアドレスをコピーするとき、メールアドレスのみがコピーされるように設定する
  • ファイルを複製するときに「 のコピー」でなく「v2」となるように変更する
  • Dockをむちゃくちゃ小さくして、さらに、出現を遅くする
  • Quick Lookでテキストをコピーできるように
  • 「command+P」を続けて2回押すことで[PDFとして保存…]を開けるように
  • Keynoteなどのアプリケーションで[別名で保存]を復活

「適切なファイル名」を付ける必要に疑問を感じる

これまで書籍で使う図版などのファイル名は、RenamerShupapanABFRなどを使って、丁寧にリネームしてきました。キャプチャ撮りながら原稿を作る急ぎ案件で、リネームせずに進めてみたところ、これでいいような気がしてきました。

というのもDropboxの[Dropboxでスクリーンショットを共有]機能を使いはじめたら、後から移動する手間が減り、スクリーンショットファイルを一元管理できて、また、リンク切れも少なくなったためです。もちろん、最終的にはパッケージ(リンクファイルの収集)を行います。

デフォルトでは「スクリーンショット 2015-05-05 3.34.16.png」のように、ファイル名は「スクリーン」+タイムスタンプ(「日付」+「時刻」)+拡張子で保存されます。タイムスタンプに時刻が入っているため、下手にリネームするよりも、そのままの方が“一意”(いちい、unique)なのです。

適切なファイル名を付けた方があとから探しやすそうですが、実際のところ、リンクファイルはInDesign(やIllustrator)の[リンク]パネルから参照することが多いため、ファイル名が必要になるケースは意外に少ないのです。

ただし、ファイル名は英数字にしておきたいですし、ファイル名にスペースや「.」を使いたくありません。 また、Webで利用する際、画像の幅や高さの情報が必要になることがあるのです。スクリーンショットのファイル名を変更するのでしたら、「幅」や「高さ」の情報を入れることができると便利です。

これらのことを考えながら、自分なりのワークフローを最適化してきた経緯をまとめてみます。

まとめ

  • 「defaults」コマンドを使って、スクリーンショットの保存先を「Dropbox」フォルダー内の「Pictures」フォルダーに指定する(Snapzの保存先は、Snapz内で設定)
  • Hazelを使って、ファイル名を「screenshot-タイムスタンプ.拡張子」に自動リネームする
  • 画像の幅/高さの情報は、「Pictures」フォルダーをリスト表示し、「大きさ」の項目を表示して確認する
デフォルト修正
保存先デスクトップDropbox/Pictures
ファイル名「スクリーン」+タイムスタンプ(「日付」+「時刻」)+拡張子Hazelを使って、ファイル名を「screenshot-タイムスタンプ.拡張子」に自動リネーム
ファイル名の例スクリーンショット 2015-05-05 3.34.16.pngscreenshot-20150505-033416.png
幅/高さ10.9以降、参照が困難「Pictures」フォルダーをリスト表示し、「大きさ」の項目を表示して確認

ファイルの読み書きが遅いと感じるときなどには、メンテナンスを行いましょう。

ディスクユーティリティ

ディスクユーティリティを起動し、[ディスクのアクセス権を修復]、[ディスクを検証]を実行します。

[ディスクを検証]を実行し、次のように赤字のエラーが表示される場合には要注意です。

私の環境では、ごっそりファイルを削除すると、ディスクの修復が必要になるケースが多いです。

部屋のゴミ箱の位置を移動すると、しばらくストレスが溜まりますが、このような刺激が老化防止に効くような気がしています。

というわけではないのですが、最近の自分のトレンドは、キーボードショートカットでウィンドウを操作すること。最近のMacだと、ウィンドウの右下以外でもウィンドウサイズを変更できるようになったのですが、やはりキーボードショートカットでできると速いよね、と、自分なりのスタイルを模索しています。

ほかにこんなのがあるよ、というものがあれば、ぜひ教えてください。

KaitekiDDを使ってウィンドウサイズを小さく/大きく

KaitekiDDは、元々、マルチスクリーン環境でウィンドウを移動するユーティリティ(無償)なのですが、このオプションで「ウィンドウ拡大」「ウィンドウ縮小」にキーボードショートカットを当てることができます。

Divvyを使って、よく使う固定サイズにリサイズ

Divvyはあらかじめ設定したウィンドウサイズをキーボードショートカットで設定できるユーティリティ。有償(13ドルくらい)でMac App Storeだと1400円です。

同じようなユーティリティがたくさんあるのですが、Divvyは指定サイズを設定するグリッドにマージン(Screen Edges)を設定できるのがポイントです。

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マンスリーでまとめています。

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