10.7(OS X Lion)がリリースされました

この記事は鷹野雅弘によって執筆されました。
公開日:2011年8月 3日、更新日:2012年1月22日
 

7月21日、10.7(OS X Lion)がリリースされました。当初は、Mac App Storeからのみ提供され、価格は2,600円。インストールにはMac OS X 10.6(Snow Leopard)がインストールされていることが条件です。「デルタアップデート」と呼ばれるらしいのですが、乱暴にいうと、10.7は、10.6のアップデーター的な位置づけのらしいです。

アドビの対応

MissionControl_MacBookAir_13inch_PF_PRINT.jpg

アドビの対応は下記に掲載されています。

主なトラブルは下記の通り。

また、Illustrator CS3のアップデータはRosettaのコードを含むため、アップデートできません。

LaunchPadとアドビのアプリ

OS X LionにはLaunchpadというランチャーがついていますが、アドビアプリのアンインストーラーがすべて登録されてしますので注意が必要です。

LaunchPad-adobe-NG.jpg

Launchpad-Controlを使うのがよさそうです。

不可視になったユーザの「ライブラリ」フォルダ

Lion-Library.jpg

ユーザーの「ライブラリ」フォルダが不可視になりました。「いじってくれるな」という意図だと思いますが、フォント管理など、何かと利用する機会があるでしょう。

Finderでoptionキーを押しながらメニューバーの[移動]をクリックすると、[ライブラリ]が表示されます。クリックすると、「ライブラリ」フォルダを開くことができます。

参照リンク

各メーカーのOS X Lion対応状況は、MACお宝鑑定団blogのまとめ記事を参照されるとよいでしょう。

まとめ(私感)

OS X Lionは、10.7というよりは11.0にした方がよかったのでは、という進化の仕方をしています。

通常であれば、日常使いのマシンをアップデートしてバリバリ使っていきますが、もう少し枯れないと(バグなどが直らないと)厳しそうです。 現状では、余裕があればサブマシンにインストールする程度がよい落としどころだと考えます。

すでに、新規に購入するMacは、すべてOS X Lionベースになってしまいました。市場にあるうちに、10.6が動くものを購入しておくのが(DTPにかかわる方には)無難です。

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