macOSで、ファイル名をまとめて変更する方法

この記事は鷹野雅弘によって執筆されました。
公開日:2017年8月 7日、更新日:2017年8月 9日
 

macOSの標準機能でファイル名やフォルダー名を変更するには2つの方法があります。

  • Finderでの名前の変更
  • Automatorでワークフローを作成し、サービスとして実行する

Finder

2014年リリースのOS X Yosemite(10.10)以降、Finderで複数ファイルの変更が可能になっています。

  1. 変更したいファイル(またはフォルダー)を選択し、[ファイル]メニューの[〜の名前を変更]をクリックします。

  2. [検索文字列]と[置換文字列]にテキストを入力し、[名前を変更]ボタンをクリックする

このほか、次のオプションが可能。

  • テキストを追加(オリジナルのファイル名の前後に追加)
  • フォーマット(任意のテキストと連番に変更)

ご参考

Automatorでワークフローを作成し、サービスとして実行する

macOS標準のAutomatorを使って、ファイル名中の半角スペースと全角スペースをハイフンに変更すmacOS標準のAutomatorで「ワークフロー」を作成すると、コンテキストメニューから実行したり、キーボードショートカットから実行することができます。

ファイル名中の半角スペースと全角スペースをハイフンに変更するワークフローを作成してみます。

ワークフローの作成

  1. [サービス]をクリック

  2. 「ファイルとフォルダ」をクリック

  3. 「Finder項目の名前を変更」をクリック
  4. 「ファイルまたはフォルダ」をクリック

  5. 「テキストを置き換える」を選択し、[検索文字列]にスペース、[置換文字列]にハイフンを入れる

  6. [ファイル]メニューの[保存]をクリックし、ファイル名を付けて保存する

ワークフローの保存先

作成したワークフローは「~/Library/Services/」に保存されます。拡張子は「.workflow」です。

サービスとして実行する(1)

変更したいファイル(フォルダ)を選択し、コンテクストメニューから実行します。

サービスとして実行する(2)

[キーボード]環境設定の[サービス]に、作成したワークフローが追加されています。

  • チェックを付けたものだけがコンテキストメニューに表示されます。
  • キーボードショートカットを設定することができます。

主観

私自身は、すでにFinderを使っていないため、Finderで複数ファイルの変更は使うことはない。

一方、Automatorでワークフローをサービスとして利用する方法は、ヘビーに使いそう。特に、インターネット越しにファイルなどをやりとりするときのスペースは困りものなので。

実際のところ、これまで、そのような用途には、ABFR(A Better Finder Rename)のドロップレットを多用してきた。

重い腰を上げて、Automatorに取り組んだら、あっけなくも簡単なので、今後、こちらを研究してみたい。

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