DTP Transitでタグ「グラフィックスタイル」が付けられているもの

長い文章を扱うにはInDesignですが、ちょっとしたテキストの場合にはIllustratorです。

ところがIllustratorでは次のようなことができません。

  • インライン入力をオフにする(遅いので)
  • テキストを動かさずに、行揃えを変更する
  • 段落スタイル、グラフィックスタイルをキーボードショートカットで適用する
  • 複数行のテキストをバラバラにしたり、つなげたり、改行を削除して1行にする
  • バージョンダウン(アップ)や、PDFからの変換の際など、意図せず、テキストがバラけてしまったテキストを連結する
  • テキストの数字を増減する

Illustratorの設定ファイルは、次の3箇所に分散されています。

  • /Applications/
    /Applications/Adobe Illustrator CC 2015.3/Presets/ja_JP
  • ~Library/
    /Users/(username)/Library/Application Support/Adobe/Adobe Illustrator 20/ja_JP
  • ~/Library/Preferences
    /Users/(username)/Library/Preferences/Adobe Illustrator 20 Settings/ja_JP

きちんとバックアップしておけば、環境復元をスピーディに行えます。後述するシンボリックリンクを使って、作業を進めながら、バックアップを更新していくのが望ましいでしょう。

それぞれの箇所に含まれる設定

それぞれには、次のように格納されています。

/Applications/~Library/~/Library/Preferences
Web 用に保存
アクション
キーボードショートカット
グラフィックスタイル
シンボル
スウォッチ
スクリプト
ブラシ
ワークスペース
ドキュメントプロファイル
禁則処理
合成フォント
文字組み
環境設定
カラー設定
DataRecovery

セミナーでアピアランスについてご紹介する際、アピアランスはグラフィックスタイルに登録して使うことで、その価値を発揮します、とお伝えしていますが、最近、立て続けに、次の質問をいただきました。

Illustratorのグラフィックスタイルが便利なことはわかりました。しかし、新規ドキュメントを作成すると、またリセットされてしまいます。作成したグラフィックスタイルを再利用するには、どのようにすればいいですか?

素晴らしい質問です。グラフィックスタイルを再利用するには、次の方法があります。

  • コピー&ペースト
  • その他のライブラリ
  • グラフィックスタイルライブラリ
  • ドキュメントプロファイル

「Illustratorで数百枚の写真の角を一括で丸くしたい」という質問をいただきました。

最適なアプリケーションはInDesign

Illustratorで数百枚の写真を配置するのは、現実的ではありません。最近のIllustratorではようやく[配置]時に複数のファイルを選択できるようになったものの、配置後に揃える作業などが手間です(スクリプトを使うなどの回避方法を取るしかありません)。そして、(リンクで扱っても)何より重くなる。

このような作業を行うのに最適なのはInDesignです。次のような手順で行えばかなり短時間で行えます。

  1. 画像ファイルを配置(配置時に矢印キーを押してコンタクトシートとして配置
  2. [フレームを内容に合わせる]を実行(または[フレームに均等に流し込む])
  3. [角オプション]で角丸を設定

ピンポイントなニーズだと思いますが、次のような座席表(設営プラン)を作成することがあります。

  • 全部が「3人がけ」、全部が「2人がけ」でなく、混じることがある
  • 最前列の左右には机をおかないなど、変則的な箇所がある

このようなとき、アピアランス([変形]効果)とシンボルの合わせワザが最適です。

2014年5月27日、ベルサール神保町で第156回バンフーセミナーが開催され、「直しに強いIllustratorのデータ作り(ベーシック編)」セッションを鷹野雅弘(スイッチ)が担当しました。

Vanfu156-pic.jpg

ご参加いただいた方は、ぜひ、アンケートへの回答をお願いします(デモデータなどをお送りします)。アンケートの回答期限は、5月31日の15時です。アンケート回答の受付は終了しました。

Illustratorの[選択]メニューって、なんか面倒でいいや、って思ってしまいがちですが、ちゃんと使うと作業効率めちゃくちゃ上がりそうなものが隠れています。

 CCCS6CS5CS4CS3
メニューサブメニュー
すべてを選択
作業アートボードのすべてを選択
選択を解除
再選択
選択範囲を反転
前面のオブジェクト
背面のオブジェクト
共通 アピアランス
アピアランス属性
描画モード
塗りと線
カラー(塗り)
不透明度
カラー(線)
線幅
グラフィックスタイル
(スタイル)
シンボルインスタンス
一連のリンクブロック
オブジェクト 同一レイヤー上のすべて
方向線のハンドル
ピクセルグリッドに未整合
絵筆ブラシストローク
ブラシストローク
クリッピングマスク
余分なポイント
すべてのテキストオブジェクト
テキストオブジェクト
ポイント文字オブジェクト
エリア内文字オブジェクト
Flash動的テキスト
Flashテキスト入力
選択範囲を保存
選択範囲を編集

配置した画像にフチを付けたり、ドロップシャドウを設定するのに、アピアランス(グラフィック)を使う方法について考えてみました。

Illustrator CC、Photoshop CC、InDesign CCから「設定を同期」は超便利です。でも、帯に短しというか、調べてみたら実装がバラバラすぎます。

とりあえず、Illustrator CCとInDesign CCに「合成フォント」の同期機能を付けて欲しい!さらに、IllustratorとInDesignで合成フォントを共有したい!!

IllustratorPhotoshopInDesign
環境設定
プリセット
スウォッチ
ブラシ
東アジア言語の設定
ワークスペース
キーボードショートカット
シンボル
グラフィックスタイル
(Photoshopでは「スタイル」)
カスタムシェイプ
ツールプリセット
アクション
パターン
グラデーション
輪郭
カスタマイズされたメニュー
PDFプリセット
字形
合成フォント

Illustratorでは、アピアランスを設定した後、これをグラフィックスタイルに登録することで、ほかのオブジェクトにスピーディに適用させたり、また、一括更新することがで可能です。

ワークフロー的には、次の流れで作業します。

  1. あるオブジェクト(「A」とします)に、カラー、効果、不透明、アピアランスなどを設定する
  2. そのオブジェクトを選択した状態で、[グラフィックスタイル]パネルにドラッグ&ドロップする(これによって、新しいグラフィックスタイルが登録される)
  3. ほかのオブジェクト(「B」や「C」とします)を選択し、登録されたグラフィックスタイルのスウォッチをクリックして適用する

2013年9月4日、ザ・ ドキュメントガーデン(神保町)でFBMフェア2013(主催:エフ・ビー・エム株式会社)が開催され、「Illustratorテクニック講座」セッションを鷹野雅弘(スイッチ)が担当しました。

参照リンク(アピアランス関連)

関連エントリーもあわせてご覧ください。

2013年6月17-18日、お客様価値創造センターで開催されているDTP Festa in Kanagawa 2013 Juneのセミナールームにて、「一歩進んだIllustratorのアピアランス」セッションを鷹野 雅弘(スイッチ)が担当しました。

参照リンク(アピアランス関連)

関連エントリーもあわせてご覧ください。

グラフィックスタイルを使う大きなメリットが、修正時の一括更新です。

しかし、グラフィックスタイルを適用後、オブジェクト単位で編集すると一括更新の対象からはずれるので注意が必要です(「追加スタイル」も同様です)。

たとえば、次のように単純なグラフィックススタイルが適用されているとします。[グラフィックススタイル]パネル下部には、リンクを表すアイコンが表示されます。

after-graphicstyle-2.jpg

IMG_3147.jpg

2013年1月23日(水)、国際交流センターで富士ゼロックス岡山「ゼロックスDTPセミナー」が開催され、セッション3「ベテランユーザーほど見逃しがちなIllustratorでの作業効率化の新常識」を鷹野雅弘(スイッチ)が担当しました。

Illustratorのアピアランスとグラフィックスタイルについてまとめてみました。

appearance-map.png

2012年8月31日、DOCUMENT INNOVATION PLAZA NAGANOで開催された富士ゼロックス長野「DTP seminar 2012」にて「今だからおさえておきたいIllustrator CS6活用法とWebの最新動向」セミナーを鷹野雅弘が担当しました。

本日ご紹介した内容は、ほとんどDTP Transitに掲載していますし、すべて書籍『10倍ラクするIllustrator仕事術』に掲載しています。

そのほか、Illustratorに関する記事は、ここから(【Illustrator】カテゴリの記事一覧)たどることができますので、お時間のあるときにご覧ください。

『10倍ラクするIllustrator仕事術』改訂版

『10倍ラクするIllustrator仕事術』(増強改訂版)は、2011年発売の『10倍ラクするIllustrator仕事術』の改訂版。2014年に技術評論社から発売、現在5刷です。2011年版と合わせて35,000部のロングセラーとなっています。

詳しくはサポートサイトにて。

画像:『10倍ラクするIllustrator仕事術』改訂版

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画像:『10倍ラクするIllustrator仕事術』改訂版

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Adobe Creative Stationで「ベテランほど知らずに損してるIllustratorの新常識」と題して連載しています。

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