DTP Transitでタグ「スクリプト」が付けられているもの

毎度毎度、「名もないテクノ手」を見て、どうやるんだっけ?と探しまわっているのですが、DTP Transitにも書いておこうと思います。

手順

「/Applications/Adobe InDesign CC 2017/Adobe InDesign CC 2017.app/Contents/MacOS/」に、「DisableAsyncExports.txt」という空テキストファイルを入れます。

InDesignのコントロールパネルの左端にある「基準点」(Reference Points)は、オブジェクトの変形時によく変更します。

キーボードのみで変更する

マウスでクリックするのはもちろんですが、次のような手順でキーボードのみで変更することもできます。

  1. command+6キー(コントロールパネルの[X]にフォーカス)
  2. shift+tabキー(ひとつ戻って、基準点にフォーカス)
  3. 数字キーで変更

数字キーは、テンキーパッドの配置に連動します。

2015年1月にIllustratorを使うとき、私が手放せない10個のスクリプト - DTP Transitに公開してから2年。現在の10スクリプトをまとめてみました。

加えて、スクリプトでできること(一覧)と題して、入手できるスクリプト(無料・有料)をカテゴリで分類し、何ができるか、また、そのリンク先をまとめました。

#やりたいことスクリプト
1アートボード作成、修正、書き出し 
2選択したテキストの編集をダイアログボックス内で行う 
3位置を変えずに行揃えを変更する位置を変えずに行揃えを変更する
4フォントのウエイトを変更する文字のウェイトだけをサクサク変更できるスクリプトができました!(Illustrator) : GOROLIB DESIGN - はやさはちから -
5アートボードと同じサイズの長方形を作成する
6選択したアイテムをドキュメントウインドウの中央に、画面いっぱいに表示する 
7複数行のテキストを、改行ごとに別のテキストにするテキストばらし(イラレで便利: テキストでちょっと便利) 
8改行を削除する改行キーを1秒ですべて取り去るスクリプトです(Illustrator) : GOROLIB DESIGN - はやさはちから -
9プレビュー境界を使用/不使用の切り替え
10次(前)のアートボード、先頭・末尾のアートボードに移動

テキストまわりの増減

テキストまわりに関しては、デフォルトでキーボードショートカットが用意されています。 文字サイズ以外、commandキーを加えると、10ずつ増減。

カテゴリ
文字サイズ2ptずつcommand + shift + ,command + shift + .
10ptずつcommand + option + shift + ,command + option + shift + .
行送り2ptずつoption + ↑option + ↓
10ptずつcommand + option + ↑command + option + ↓
ベースライン2ptずつoption + shift + ↑option + shift + ↓
10ptずつcommand + option + shift + ↑command + option + shift + ↓
カーニング20(/1000em)option + ← option + →
100(/1000em)option + command + ← option + command + →
トラッキング100(/1000em)option + command + ← option + command + →

細かいことですが、「行送り」のキーボードショートカット、「行間を広げる=行送りの値を増やす」ので[↑]かと思いきや、見た目の移動方向と同じ[↓]。ベースラインシフトも同様です。

「あるといいな!」を実現するアクションとスクリプト

線幅、(フォントファミリーの)ウエイト、オブジェクトサイズなど、頻繁に使うにもかかわらず、キーボードショートカットが用意されていないものには、スクリプトやアクションで対応するとよいでしょう。

線幅

前者は有料ですが、テキストの線幅にも対応。 増減の値は、環境設定の[キーボード入力]に準ずる。

(フォントファミリーの)ウエイト

前者はキーボードショートカットで順番に。後者は、ダイアログボックスを表示して上下の矢印キーで変更。

両者ともに、ウエイトの順番ではなく、アルファベット順(「L→M→B」でなく、「B→L→M」)になってしまうのが残念。

Illustratorで制作する際、キャッチコピーなどの扱いで次のようなケースがあります。

  • 改行していたが、やはり改行を取って同じ行におさめたい
  • 行ごとにバラバラにしたい
  • 行ごとにバラバラにした状態のまま、連結して1つのテキストオブジェクトにしたい
  • 行ごとにバラバラにしたテキストを、連結しつつ、同じ行におさめたい

チカラワザでがんばってもいいのですが、こんなとき、スクリプトを使い、それにキーボードショートカットを与えることで、一瞬で終わります。

Illustrator CC 2017では、ズームインの挙動が変わり、選択しているオブジェクトが中心になるように拡大されるようになりました。

[ズームツール]ではなく、[表示]メニューの[ズームイン]、または、キーボードショートカット(command++)のときのみに適用されます。

Illustratorの設定ファイルは、次の3箇所に分散されています。

  • /Applications/
    /Applications/Adobe Illustrator CC 2015.3/Presets/ja_JP
  • ~Library/
    /Users/(username)/Library/Application Support/Adobe/Adobe Illustrator 20/ja_JP
  • ~/Library/Preferences
    /Users/(username)/Library/Preferences/Adobe Illustrator 20 Settings/ja_JP

きちんとバックアップしておけば、環境復元をスピーディに行えます。後述するシンボリックリンクを使って、作業を進めながら、バックアップを更新していくのが望ましいでしょう。

それぞれの箇所に含まれる設定

それぞれには、次のように格納されています。

/Applications/~Library/~/Library/Preferences
Web 用に保存
アクション
キーボードショートカット
グラフィックスタイル
シンボル
スウォッチ
スクリプト
ブラシ
ワークスペース
ドキュメントプロファイル
禁則処理
合成フォント
文字組み
環境設定
カラー設定
DataRecovery

2016年7月13日(水)ベルサール神保町で開催された第178回バンフーセミナーの「Illustratorでの制作効率アップについてトコトン考える」セッションを鷹野 雅弘(スイッチ)が担当しました。

Illustratorに限らず制作の現場では、何度も繰り返す操作をいかに圧縮できるかが効率アップのキモです。そして、同時に、直しに強いデータ作りを視野に入れ、さらにミスやモレのないデータ作りにつなげていく必要があります。
ツールの選択やメニューコマンドをキーボードから実行するショートカットから、Illustratorでの操作を記録して再実行させるアクション、Illustratorではできないこと、できなくはないけれど面倒なことを実現するスクリプト、また、その合わせ技。
3つの方向性からIllustratorでの制作の効率アップについてトコトン考えます

2016年5月21日に名古屋で開催されたDTPの勉強部屋 第40回勉強会に出演の機会をいただき、『アクションとスクリプト、さらなる活用のポイント』と題してセッションを行いました。

そのフォローアップです。

2016年5月21日(土)、ウインクあいち 小ホールで第40回「DTPの勉強部屋(名古屋)」が開催されます。

DTP系の勉強会としては老舗クラス、10周年記念とのことです(お疲れ様でした!)。

あかつき@おばなさんがIllustrator CC以降のフォント選択についてツイートされていました。

「GOROLIB DESIGN - はやさはちから -」という2014年くらいからスタートされているブログがあり、よく読んでいます。

「はやさはちから」とサブタイトルにあるように、ちょっとした効率化に関して執拗なまでのこだわりがあり、とても他人とは思えません。

最近は、スクリプトに力を入れておられ、「線幅をキーボードショートカットで増減する」とか「アートボードサイズの四角形を描く」など、「それそれ!!!」というヒットを飛ばしています。

『10倍ラクするIllustrator仕事術』(増強改訂版)は、305ページ分の原稿を作成したのですが、最終的に256ページで出版しました。よって、49ページのアウトテイク(=落とした原稿)があります。

『10倍ラクするIllustrator仕事術』(増強改訂版)、2011年と合わせて、Amazonでのレビューが100件を超えました。そのお礼を兼ねて、アウトテイクから「1分で作るカレンダー」(PDF、6ページ)を無料公開します。

Pay with a Tweet」にて、ツイートかFacebookでの投稿で入手いただけます。

サンプル

InDesign Secretsが発行しているニュースレター「InDesign Tip of the Week」にて「Finding Style Overrides With Preflight」(プリフライトを使って、オーバーライドされたスタイルを見つける)という方法が紹介されています。

  1. [プリフライト]パネルメニューから[プロファイルを定義]をクリックします。
  2. [プリフライトプロファイル]ダイアログボックスが開くので、[+]ボタンをクリックして、新しいプリフライト定義(段落スタイルと文字スタイルのオーバーライド)を作成します。

Photoshopは元々オブジェクトベースで何かするアプリではなかったので、整列に関しては次の点で弱かったりします。

  • パネルでなく、オプションバーなので、状況によっては表示されない
  • キーボードショートカット:デフォルトでは設定されていない
  • キーオブジェクト:できなくはないけれど面倒い
  • カンバスの中央(や端)に整列:できなくはないけれど面倒い
  • 等間隔に分布:(なぜか)スクリプトを使わないとできない
  • 指定間隔で分布:スクリプトを使わないとできない

三階ラボさんが#Illustrator と小数と私というコラムを執筆されていますが、ピクセルベースの作業を行うとき、小数点はどうにもやっかいな問題です。

そのときには[X]や[Y]、[W]や[H]などのフィールド(入力ボックス)にカーソルをおき、矢印キーを押します。

下向き矢印キーを押すと「切り捨て」、上向き矢印キーで「切り上げ」になります。

tabキーを押し、適用させながら次のフィールドに移動させながら作業するとスムーズです。

「プレゼンスライドをIllustratorを作っている」という方に、いろいろ質問をいただいたので、 まとめてみました。

Illustratorのアドバンテージ

  • 合成フォントや自動カーニングを使える(InDesignも同様)
  • ベクトル形式の素材が多い場合には、コピー&ペーストなどで配置できるだけでなく、直接編集できる

スタート

[新規ドキュメント]ダイアログボックスで、作成したいページ数を[アートボードの数]に入力し、ページサイズなどを指定します。

このとき、覚えておきたいキーボードショートカットは、command+option+0(すべてのアートボードを全体表示)です。

2015年2月4-6日、サンシャインシティコンベンションセンターで開催されるpage2015の会場内「クリエイティブゾーンセミナー」にて、2月5日(木)、鷹野 雅弘(スイッチ)が「Illustratorでの配置画像事情2015」セッションを担当しました。

170名の方にご覧いただいたそうです。ありがとうございました。

最近、セミナーでスクリプトを紹介すると評判がよいので、10個選りすぐってみました。

これらを提供してくださっている作者さんたちに感謝します。

はまりどころを見つけると「むちゃくちゃ早く終わる」「手作業ではムリ」なことが実現できるので、「ここでこういうことができると快適になるのに」をリストアップしておいて、たまに棚卸ししてみるとよいと思います。

追記

2017更新版を公開しました。

なぜ、スクリプトを使うの?

Illustratorでの作業を効率化するには、キーボードショートカットやアクションを使う方法がありますが、そもそも次のような場合には、有償のプラグインを使うほか、スクリプトを使う方法があります。

  • Illustratorではできないこと
  • できるけれど手間がかかること(→結果としてミスが生じやすいこと)

なお、スクリプトには、Mac/Windows両方で使えるJavaScriptがよく使われます(過去には、MacはAppleScript、WindowsではVBScriptが使われることが多かったです)。

拡張子は「jsx」。手を加えるにはソースコードを読む必要がありますが、使うだけならブラックボックスのまま使えます。

Illustratorだけでなく、PhotoshopやInDesignなどのアプリケーションもJavaScriptによる制御が可能です。

スクリプトの利用方法

『10倍ラクするIllustrator仕事術』からの抜粋

Illustratorでスクリプトを動かすには、次の3つの方法があります。

PDFのアイコンをクリックすると『10倍ラクするIllustrator仕事術』(増強改訂版)の抜粋版(「スクリプトの使い方」)をダウンロードいただけます。

  • 「/Applications/Adobe Illustrator CC 2014/Presets/ja_JP/スクリプト」に入れる(Illustratorを再起動すると[ファイル]→[スクリプト]のサブメニューに表示される)※「スクリプト」にアクセスしやすいようにエイリアス/シンボリックリンクを作成しておくとよい
  • command+F12キーでスクリプトファイルを指定する([ファイル]→[スクリプト]→[その他のスクリプト])※スクリプトファイルがどこにあっても実行可能
  • ScriptKeyAi、SPAi、Keyboard Maestro、Ai Script Assist、Script Slot Liteなどを使う(キーボードショートカットを与えることができる、スクリプトファイルがどこにあっても実行可能)

三階ラボさんが「最近のノート」(ブログ)をリニューアルされました。

その中で、次の3つのスクリプトを公開されています。

「Edit Text」がスゴイ!

この中でも3flab inc. | #Illustrator のテキスト編集をスムーズに行うのスクリプト(Edit Texts)。

編集状態にしなくても、さらに、複数選択していても、テキストを編集できるという、これは超スゴい!!! 表示を拡大せずに、ほとんど見えないような大きさの文字でさえ修正できてしまいます。

さらに、Illustrator CS6以降、インライン入力がなくなって困っている方には、この代替手段となります。

記事内では、Keyboard Maestroとの併用が薦められていますが、ものかのさんのScriptKeyAi.appでもOKでした。

『10倍ラクするIllustrator仕事術』改訂版

『10倍ラクするIllustrator仕事術』(増強改訂版)は、2011年発売の『10倍ラクするIllustrator仕事術』の改訂版。2014年に技術評論社から発売、現在5刷です。2011年版と合わせて35,000部のロングセラーとなっています。

詳しくはサポートサイトにて。

画像:『10倍ラクするIllustrator仕事術』改訂版

『10倍ラクするIllustrator仕事術』全都道府県縦断セミナーツアー、 47都道府県すべての県での開催が終了しました。ご参加ありがとうございました!

画像:『10倍ラクするIllustrator仕事術』改訂版

5つの「く」

画像:『10倍ラクするIllustrator仕事術』改訂版

DTP Transitのコアとなっている制作へ考え方「ムラなく、モレなく、直しに強く、手数を少なく、美しく」を5つの「く」としてまとめてみました。

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