DTP Transitでタグ「スナップ」が付けられているもの

Illustratorで、次にようにアンカーポイントにスナップしながら連続して四角形を描くことについて。

なんのことはない、と思いきや、最近のIllustratorだと、ちょっと事情が異なります。

困るのはIllustrator CC 2014以降

Illustrator CC 2014以降に追加された「ライブシェイプ」によって、[長方形ツール]を選択していても、ライブシェイプのウィジェットがアクティブになってしまうのです。

making-rectangle-2 from swwwitch on Vimeo.

回避する方法は2つ。

  • 余白でcommand(Ctrl)+クリックして、四角形の選択を解除する
  • バウンディングボックスをオフにする

なお、Illustrator CC 2014のみ、バウンディングボックスをオフにしても、ライブシェイプのウィジェットが優先されてしまいます(Illustrator CC 2015以降はOK)。

2015年7月4日(土)マイナビルーム2(新宿エルタワー19F)で「Webデザイナーのための仕事効率向上セミナー - 現場ですぐに役立つPhotoshop仕事術」が開催され、鷹野 雅弘(スイッチ)が講師を担当しました。

ご参考

セミナーの告知では、バージョンに関する情報が抜けており、失礼しました。

PhotoshopはCS6以降、CC/CC 2014/CC 2015と、特にWeb向けの不可欠な機能強化が行われています。最低でもCS6、なるべく新しいバージョンがオススメです。

Illustratorでは、オブジェクトを選択すると、そのまわりにバウンディングボックスと呼ばれる四角形が表示されます。

バウンディングボックスを使った変形(拡大・縮小、回転)

四隅、および、各辺の中央には、ハンドルと呼ばれる8つの制御ポイントがあります。これをドラッグすれば、拡大縮小を行うことができます。

boundingbox-1.gif

  • shiftキーを押しながらドラッグすると、縦横比が保持される
  • optionキーを押しながらドラッグすると、オブジェクトの中心点が基準になる
  • shift+optionを同時に使うことができる
  • 次のように四隅の少し外でマウスポインタが変わったときにドラッグすれば、回転も可能

boundingbox-2.gif

このように[拡大・縮小]ツール、[回転]ツールに持ち替えずに変形を行うことができるバウンディングボックスは最強ともいえますが、Illustratorの編集作業に欠かせないスナップを使う際に邪魔になることがあります。

そのため、バウンディングボックスは必要に応じて、command+shift+Bキーを使って、ON/OFFを使い分ける必要があります。

yoshiki.jpg 愛知県在住の伊藤吉樹と申します。 アドビ認定インストラクターをかれこれ7年近く続けてまいりました。 現在はPhotoshop・Illustrator・Dreamweaver・Flashの認定インストラクターとして活動しております。 今回は初投稿になります、皆様今後ともどうかよろしくお願いいたします。

これまで、さまざまな教育機関、業種・業界で、たくさんの方々にアプリケーション操作を中心に教えさせて頂き、感じることのひとつにIllustratorのバージョンのことがございます。 まずはそれを最初のお題にさせて頂きましょうか。

「お恥ずかしながら、ウチはイラレ8なんですよ」

DTPの業界でIllustratorをご活用の方から、この類のことをいわれることがよくあります。 なぜIllustrator 8で止めているのか、その理由はさまざまだと思いますが、Illustratorというアプリケーションの機能を、バージョン8で使える箇所だけに限定して使用していることの弊害を、今回はテーマとして考えてみます。

[画面メニュー→ポイントにスナップ]がオンになっているのに、アンカーポイント同士のスナップがきかないという質問をいただきました。

調べてみると、スナップ先のオブジェクトがロックされていました。ロックしているオブジェクトにはスナップがききません。

そんなときには、[画面メニュー→スマートガイド]をオンにしてみましょう。スマートガイドは、他のオブジェクトを基準にしてオブジェクトを整列、変形するときに一時的に表示されるガイドです。

すると、ロックしてあるオブジェクトのアンカーポイントにドラッグして近づけていくと、画面に「アンカー」と表示されスナップ時と同様に吸着します。

snap01.jpg

Illustratorでは、線に幅と色を設定すると、描画したパスを中心に外側と内側にそれぞれ均等に広がります。つまり10ptの幅を設定した場合には、外側に5pt、内側に5ptの線幅がつきます。

外側にのみ線幅を出したい場合は、「アピアランス」パレットを使用し、塗り部分を線の前面に出せばOKですが、内側のみという設定はありません。

質問の内容は、例えば底辺3cmの三角形2つをスナップさせて(アンカーポイント同士を重ねて)配置すると、困る点が2つあるというものです。ひとつは、2つの図形が重なっている部分に角を出すことができない。もうひとつは、線幅が外側に付くことによって、実際に描画したパスの底辺3cmよりも大きくなってしまうということでした。

line01.jpg

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詳しくはサポートサイトにて。

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Illustrator CC 2018(2017年10月リリース)への対応版準備中です。全ページ書き換えますので、2017年版を待たずに、2014年版を(も)ご購入ください。

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Adobe Creative Stationで「知ってるようで、知らずに損してるAcrobatとPDFのアレコレ」と題して連載しています。

Adobe Creative Stationで「ベテランほど知らずに損してるIllustratorの新常識」と題して連載しました。

Adobe Creative Stationで「ベテランほど知らずに損してるPhotoshopの新常識」と題して連載しました。

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