DTP Transitでタグ「デフォルト」が付けられているもの

ノンブルなど、段落スタイルを作成するまでもない(と判断するとき)でも、デフォルトの「[基本段落]」のまま、個別に書式を与えてしまうのは禁じ手です。「[基本段落]」は制作者によってドキュメントごとに異なるため、ドキュメントをマージしたときに意図せず書式が変わってしまうからです。

段落スタイルを作成しない場合には、[段落スタイル]パネルメニューで[スタイルとのリンクを切断]をクリックしておきます。

Illustratorには、基本的にグローバルという考え方がないため、よく使うドキュメントサイズ、よく使うフォントなどをデフォルトとして設定するには、次のいずれを使います。

  • Illustratorテンプレート(.ait)を使用する
  • すでにあるドキュメントを複製して作業を続ける
  • ドキュメントプロファイルをカスタマイズする

今回は、ドキュメントプロファイルのカスタマイズについてご紹介します。

ドキュメントプロファイルとは?

[ファイル]メニューの[新規]をクリックすると表示される[新規ドキュメント]ダイアログボックスの[プロファイル]ポップアップに表示される「プリント」や「Web」がドキュメントプロファイルです。

それぞれのドキュメントプロファイルには、カラーモードやアートボードの大きさが設定されています。

QuarkXPressをやってきた方はご存じだと思いますが、Illustratorユーザーの方がピンと来ないものとしてInDesignにはグローバル/ローカルという考え方があります。

たとえば、デフォルトをこのフォントにしたいんだけどな、というとき、Illustratorではドキュメントプロファイルを変更します。言い換えれば、ドキュメントプロファイルというテンプレートを複製して新規ドキュメントを作っているのがIllustratorです。

一方、InDesignにはドキュメントプロファイルはありません。その代わりに、ドキュメントを開いていない状態で[文字]パネルでフォントなどの変更が可能です(Illustratorはできない)。

すると、次から新規に作成するドキュメントはこれを参照します。これがグローバルという考え方です。いいかえれば、次のように整理できます。

  • ローカル:そのドキュメントのみの設定
  • グローバル:ドキュメントに関わらない共通設定

ただ、改めて検索したところ、グローバルはInDesignの正式な用語ではないようです。

追記

市川せうぞーさんからコメントいただきました。ありがとうございます。

InDesignでは、グローバル/ローカルでなく、アプリケーションデフォルト/ドキュメントデフォルトと呼ぶそうです。こちらの方が意味がわかりますね。

Illustratorではパネルの項目名をクリックしてデフォルトに戻すことができます。

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