DTP Transitでタグ「バウンディングボックス」が付けられているもの

Illustratorで、次にようにアンカーポイントにスナップしながら連続して四角形を描くことについて。

なんのことはない、と思いきや、最近のIllustratorだと、ちょっと事情が異なります。

困るのはIllustrator CC 2014以降

Illustrator CC 2014以降に追加された「ライブシェイプ」によって、[長方形ツール]を選択していても、ライブシェイプのウィジェットがアクティブになってしまうのです。

making-rectangle-2 from swwwitch on Vimeo.

回避する方法は2つ。

  • 余白でcommand(Ctrl)+クリックして、四角形の選択を解除する
  • バウンディングボックスをオフにする

なお、Illustrator CC 2014のみ、バウンディングボックスをオフにしても、ライブシェイプのウィジェットが優先されてしまいます(Illustrator CC 2015以降はOK)。

アドビのジャパンフォーラムにて話題にになっていたコチラの件、

検証したところ、Illustrator CC(2014.1)+Mac OS X 10.8の条件で発動するようですね。

ライブシェイプにこだわれなければ、とりあえず、[オブジェクト]メニューの[シェイプ]→[長方形を拡張]を実行するのが手っ取り早い回避策です。

“細かすぎて伝わらない”系の Illustrator CC(17.1)の改良点です。

アートボードのサイズを編集時、(バウンディングボックスのように)optionキーを押しながらハンドルをドラッグすることで中心点を保持できるようになりました。

InDesignにIllustrator(およびPDFの)を配置するときのオプションが、ちょっと難解です。ちょっと自信ないので、ツッコミ歓迎です。

IdCC-place-PDF-2-s.fw.jpg

InDesignのヘルプには次のように記述されています。

PDF(または Illustrator 9.0 以降のバージョンで保存されたファイル)を配置する場合、配置ダイアログボックスの「読み込みオプションの表示」を選択すると、ダイアログボックスに次のオプションが表示されます。

オプションを表示にしてみました。

項目名説明
バウンディングボックス PDF ページのバウンディングボックス、つまり、ページマークも含めて、ページ上の全オブジェクトを囲む最小限の領域を配置します。「境界線ボックス(表示中の レイヤーのみ)」の場合は、PDF ファイルで表示されているレイヤーの領域のみで配置され、「境界線ボックス(すべてのレイヤー)」の場合は、PDF ファイル内のすべてのレイヤー(非表示のレイヤーも含む)の領域で配置されます。
アート (例えばクリップアートなどの)配置可能なアートワークとして PDF の発行者が定義した領域だけを配置します。
トリミング Adobe Acrobat によって表示または印刷される領域だけを配置します。
裁ち落とし 裁ち落とし範囲が存在する場合、すべてのページ内容をクリップする領域だけを配置します。 ページを印刷物の製造環境で出力する場合に便利な設定です。 プリントされたページでは、裁ち落としの外側にページマークが表示される場合があることに注意してください。
メディア ページマークも含んだ、元の PDF ドキュメントの物理的な用紙サイズ(例えば A4 の用紙サイズ)の領域を配置します。
トンボ トリムマークが存在する場合、印刷工程で実際にカットされる最終的なページの領域だけを配置します。

さらに図版が掲載されています。

df_06-2.jpg

Illustratorでは、オブジェクトを選択すると、そのまわりにバウンディングボックスと呼ばれる四角形が表示されます。

バウンディングボックスを使った変形(拡大・縮小、回転)

四隅、および、各辺の中央には、ハンドルと呼ばれる8つの制御ポイントがあります。これをドラッグすれば、拡大縮小を行うことができます。

boundingbox-1.gif

  • shiftキーを押しながらドラッグすると、縦横比が保持される
  • optionキーを押しながらドラッグすると、オブジェクトの中心点が基準になる
  • shift+optionを同時に使うことができる
  • 次のように四隅の少し外でマウスポインタが変わったときにドラッグすれば、回転も可能

boundingbox-2.gif

このように[拡大・縮小]ツール、[回転]ツールに持ち替えずに変形を行うことができるバウンディングボックスは最強ともいえますが、Illustratorの編集作業に欠かせないスナップを使う際に邪魔になることがあります。

そのため、バウンディングボックスは必要に応じて、command+shift+Bキーを使って、ON/OFFを使い分ける必要があります。

Illustrator CS3までは、背面のアートワークとマスクオブジェクトを使ってクリッピングマスクを設定した場合、次のように背面のアートワークのバウンディングボックスの領域が表示されました。

mask_cs3.jpg

このため、連続したサムネール画像が並ぶ場合などに、ごちゃごちゃして作業しにくかったものです。

yoshiki.jpg 愛知県在住の伊藤吉樹と申します。 アドビ認定インストラクターをかれこれ7年近く続けてまいりました。 現在はPhotoshop・Illustrator・Dreamweaver・Flashの認定インストラクターとして活動しております。 今回は初投稿になります、皆様今後ともどうかよろしくお願いいたします。

これまで、さまざまな教育機関、業種・業界で、たくさんの方々にアプリケーション操作を中心に教えさせて頂き、感じることのひとつにIllustratorのバージョンのことがございます。 まずはそれを最初のお題にさせて頂きましょうか。

「お恥ずかしながら、ウチはイラレ8なんですよ」

DTPの業界でIllustratorをご活用の方から、この類のことをいわれることがよくあります。 なぜIllustrator 8で止めているのか、その理由はさまざまだと思いますが、Illustratorというアプリケーションの機能を、バージョン8で使える箇所だけに限定して使用していることの弊害を、今回はテーマとして考えてみます。

「IllustratorCS2では、バウンディングボックスをはずすことは不可能なのでしょうか?」という質問をいただきました。

Illustrator 8.0では、環境設定にバウンディングボックス表示/非表示のチェックボックスがありましたが、Illustrator 9.0以降、[表示]メニューにコマンドとして存在しています。

[表示]→[バウンディングボックスを隠す]を選択してください。キーボードショートカットは⌘+shift+Bです。

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5つの「く」

画像:『10倍ラクするIllustrator仕事術』改訂版

DTP Transitのコアとなっている制作へ考え方「ムラなく、モレなく、直しに強く、手数を少なく、美しく」を5つの「く」としてまとめてみました。

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