DTP Transitでタグ「バグ」が付けられているもの

AcrobatでPDFを開くと「文書の読み上げ準備が完了するまでお待ちください」のメッセージが出ます。

長尺のページになると、メッセージが消えずに、作業を進められず、困っている方(自分)は多いと思います。

「お待ちください」、[ステータス:準備完了]って出ているけど、自動的に消えるわけではないし、[キャンセル]してしまっていいの?など、UI設計にも不満が残ります。

ノンブルなど、段落スタイルを作成するまでもない(と判断するとき)でも、デフォルトの「[基本段落]」のまま、個別に書式を与えてしまうのは禁じ手です。「[基本段落]」は制作者によってドキュメントごとに異なるため、ドキュメントをマージしたときに意図せず書式が変わってしまうからです。

段落スタイルを作成しない場合には、[段落スタイル]パネルメニューで[スタイルとのリンクを切断]をクリックしておきます。

アドビのジャパンフォーラムにて話題にになっていたコチラの件、

検証したところ、Illustrator CC(2014.1)+Mac OS X 10.8の条件で発動するようですね。

ライブシェイプにこだわれなければ、とりあえず、[オブジェクト]メニューの[シェイプ]→[長方形を拡張]を実行するのが手っ取り早い回避策です。

Illustrator CC 2014のリリースに伴い、改めて調査してみました。

CS616.2.1CCCC 2014懸念点
[文字]パネル内、command+クリックで値の初期化ができない
[行送り]のアイコンをダブルクリックしても、文字サイズと同じ値にならない
[プリント]ダイアログボックスを開いたとき、[部数]がハイライトしない(2回tabキーを押す必要がある)
インライン入力をオフにできない(Mac版のみ)([テキスト]環境設定の[ラテン文字以外にインライン入力を適用])
文字入力中にスペースバーで[手のひらツール]に切り替えられない
[カラー]パネルの[C]や[M]、[線]パネルの[線分]、[間隔]などの項目名をクリックしても、対応する入力ボックスがハイライトしない
Illustratorを再起動するとアクションの一部が消失する
[アクション]パネルをボタンモードにすると、commandがCtrlと表示される
回転が雑

[アクション]パネルをボタンモードにすると、commandがCtrlと表示される…は、ちょっとダサすぎる。

Illustratorでできないこと、修正されるべき日本語訳などについてまとめてみました。逆をいうと、これらは「現状ではできないこと」リストですので、遠回りされないようにご活用ください(主に、対象バージョンはCS6/CCです)。

できると嬉しい

  • 効果関連のダイアログボックスなどの[プレビュー]オプションのON/OFFを環境設定で設定できるように
  • 効果関連のダイアログボックスなどの[プレビュー]オプションのON/OFFにキーボードショートカットを設定できるように
  • [ピクセルグリッドに整合]をコマンドに(アクションに追加できるように)
  • [線]パネル内で、線端の形状の変更を連動できるように(大きさは連動できる)
  • 画像トレースの初期値(白黒)を変更
  • [整列]パネルに「大きさを揃える」ボタンが欲しい
  • キーボードショートカットの検索機能が、コマンド/ツールを縦断できるように
  • [次のアートボードへ移動]、[指定するアートボードに移動]コマンドの追加(プレゼンなどに便利)
  • [書式]メニューの一番上の[Typekitからフォントを追加]を別の場所に移動
  • PDF互換をオフにして保存しても、Quick Lookでプレビューが見えるように
  • ホワイトオーバープリントの処理をInDesignと同様に
  • [設定を同期]にアクションを同期できるように
  • インライン入力をオフにできるように(Mac版)
  • [文字]パネル内でのcommand+クリックで値の初期化

ローカリゼーション

新しいKeynoteが使いたくて、何も考えずにOS X Mavericksにしたものの、次の2点の理由から忙しい中をぬって、がんばって10.8.5に戻しました。

よくよく考えてみると、10.7もスキップしてた。今日、10.9.1がリリースされたけど、日々使う「紙とペン」としては、しばらく様子を見たい。

my-workspace.png

ただし、困るのが、Keynote '13と'09の互換問題。単に互換がないだけでなく、いろいろ問題山積みだ。

たとえば、「初期設定の塗りと線」(または、Dキー)をアクションに登録すると、Illustratorを起動している間は問題なく使えますが、Illustratorを再起動すると、その「初期設定の塗りと線」が消えてしまいます。

AiCC-action-bug.png

aicc-action4 from swwwwitch on Vimeo.

maincover_after.jpg

『WIRED』 保存版特別号「WIRED×STEVE JOBS」を購入したところ、紙版の購入者は、PDFをダウンロードできるとのことで、紙、MacとiPad miniで読んでいて感じた点など。

Macで固定レイアウトのPDFを読む

  • MacBook Pro 15インチ程度の画面では、誌面と同じレイアウトのPDFは文字が小さくて読む気がしない。よって、拡大して読みたい
  • Acrobatのバグでスペース+commandキーでの組み合わせでうまく出ないこともあり、また、スクロール時にスペースバーを押すのがなにげに面倒

最近、Illustrator CCを使っているのですが、アクションがなんかヘンなんです。

読み込んだ直後はこんな感じなんですが...

AICC-action-error2.png

2012年8月にIllustrator CS6は久々の"奇数バージョン"、もとい、"鬼門バージョン"か? というエントリーを上げましたが、Illustrator CCのリリースに伴い、調査してみました。

CS616.2.1CC懸念点
[文字]パネル内、command+クリックで値の初期化ができない
[行送り]のアイコンをダブルクリックしても、文字サイズが同じ値にならない
[プリント]ダイアログボックスを開いたとき、[部数]がハイライトしない(2回tabキーを押す必要がある)
インライン入力をオフにできない(Mac版のみ)([テキスト]環境設定の[ラテン文字以外にインライン入力を適用])
Illustrator CS6で文字入力中にスペースバーで[手のひらツール]に切り替えられない
[カラー]パネルの[C]や[M]、[線]パネルの[線分]、[間隔]などの項目名をクリックしても、対応する入力ボックスがハイライトしない
コントロールパネルのライブカラーアイコンにマウスオーバーしてもカラーにならない。また、指さしアイコンにならない(Illustrator CS5.5ツールパネルもマウスオーバーすると、ほんのりカラーが付いていました。グレースケール化は仕様のようです...)

なにげに、16.2.1で修正されているほか、CCでも手が入っています。あと、ひといき!!

Illustrator CCでは、CSS書き出しをサポートしています。

Web制作を行っている方にとっては、なかなか気の利いた機能ですが、アドビのプロモーションで行っているようなデモは『夢物語』です。

残念ながら、Illustrator CS6のアクション機能の実装はひどいものです。

ボタンモードにすると「command」となるところ、「Ctrl」と表示されてしまう

[アクション]パネルのパネルメニューから[ボタンモード]をクリックすると、次のように「command」となるところ、「Ctrl」と表示されてしまいます。

aics6-action.jpg

「Ctrl」はWindowsのものです。Windows環境で開発し、後からMacに移植したのでしょうか?

富士ゼロックス岡山「ゼロックスDTPセミナー」終了後、Oさんから「Illustrator CS3でドロップシャドウがずれてしまうことがある」という質問をいただきました。

CS4以降では再現しませんが、CS3では次の条件のときに再現するようです。

  • カーニング:自動
  • 文字種:カタカナ

解決策は...思いつきません。なお、アウトライン化すれば正常の状態になります。

追記(2013年1月25日):

解決方法について、吉田印刷所さんのDTPサポート情報にて取り上げていただきました。ありがとうございます。

富士ゼロックス岡山「ゼロックスDTPセミナー」終了後、Oさんから「アピアランスをかけて回転させたテキストをアウトライン化すると、グラデーションの方向が狂ってしまう」という質問をいただきました。

まず、テキストにアピアランスを使ってグラデーションを設定します。

gradation_CS3_03.png

icn_Adobe_Illustrator_CS6_128.png

かつて、DTP業界には"奇数バージョンのIllustratorは買うな(使うな)"という格言がありました。

ある意味、Illustratorは5.5(CSでなく、1994年発売のIllustrator 5.5)で完成しているといえますが、チャレンジングな改良を行うことでバギーだったりしたことを揶揄したものです。

  • Illustrator 7.0(RGBサポート)
  • Illustrator 9.0(透明・アピアランスのサポート)
  • Illustrator CS(テキストエンジンの刷新)

いうなれば、奇数バージョンで公開ベータテストを行い、次の偶数バージョンで安定、というサイクルを繰り返していたのです。

CS2以降、複数のアートボードという強化ポイントはあったにしろ、ずっと安定してきましたが、Illustrator CS6は、久しぶりの"奇数バージョン"といっても過言でない実装になっています(CS6=16.0なので、正確には偶数バージョンだということは理解しています...)。

Illustrator CS6での"退化"ポイント

UI変更に伴い、おそらく"実装を忘れてしまった"レベルで退化しています... 

どれも地味だけど、なくては困るものばかり。実装した人も、チェックした人もIllustratorを日々使っている人でないことが明らかなレベルです。

  • [文字]パネル内、command+クリックで値の初期化ができない
  • [行送り]のアイコンをダブルクリックしても、文字サイズが同じ値にならない
  • [プリント]ダイアログボックスを開いたとき、[部数]がハイライトしない(2回tabキーを押す必要がある)
  • インライン入力をオフにできない(Mac版のみ)([テキスト]環境設定の[ラテン文字以外にインライン入力を適用])
  • Illustrator CS6で文字入力中にスペースバーで[手のひらツール]に切り替えられない
  • [カラー]パネルの[C]や[M]、[線]パネルの[線分]、[間隔]などの項目名をクリックしても、対応する入力ボックスがハイライトしない
  • コントロールパネルのライブカラーアイコンにマウスオーバーしてもカラーにならない。また、指さしアイコンにならない(Illustrator CS5.5ツールパネルもマウスオーバーすると、ほんのりカラーが付いていました。グレースケール化は仕様のようです...)

なお、Illustrator CS6では、アーキテクチャ変更によって、これまでのプラグインがほぼ使えませんので、プラグイン頼りで仕事されている方は要注意です(追記:2012年12月「Xtream Path」がCS6対応になりました)。

icn_Adobe_Illustrator_CS6_128.png

7月25日から8月3日、都内各地で開催されている富士ゼロックス東京「どこでもフェア2012」の六本木会場にて「ベテランほど知らずにソンしてるIllustratorでの データ制作の新しい流れ」セミナーを鷹野雅弘が担当しました。

本日ご紹介した内容は、ほとんどDTP Transitに掲載していますし、すべて書籍『10倍ラクするIllustrator仕事術』に掲載しています。

そのほか、Illustratorに関する記事は、ここから(【Illustrator】カテゴリの記事一覧)たどることができますので、お時間のあるときにご覧ください。

icn_Adobe_Illustrator_CS6_128.png

7月25日から8月3日、都内各地で開催されている富士ゼロックス東京「どこでもフェア2012」の入船会場にて「ベテランほど知らずにソンしてるIllustratorでの データ制作の新しい流れ」セミナーを鷹野雅弘が担当しました。

本日ご紹介した内容は、ほとんどDTP Transitに掲載していますし、すべて書籍『10倍ラクするIllustrator仕事術』に掲載しています。

そのほか、Illustratorに関する記事は、ここから(【Illustrator】カテゴリの記事一覧)たどることができますので、お時間のあるときにご覧ください。

InDesignに搭載されている小粒だけれど便利な機能、「ここまでインデント」使ってますか?
このブログに訪れるほとんどの人は知っているんでしょうけれど、知らない人が意外と多いことも事実です。

2012年7月20日に開催されるINDD 2012 Tokyoの「全員参加型!? 私のアナタの欲しい機能」セッションの事前アンケートとして、投稿いただいたものが、まとめて公開されました

数として見えるカタチになれば、より実現される可能性が高まります。各トピックごとに投稿やコメントで盛り上げていきましょう。

ここに載っていないことを投稿したい、という方はこちらのフォームから。

基本的には「何かあったら、ご相談ください」的なスタンスなのですが、エイプリルフールみたいなご連絡(質問)をいただきましたので、お伝えしておきます。

  • DTP Transit、および、株式会社スイッチは、テクニカルサポートの窓口ではありません。基本的にはアドビ システムズに聞いていただくのが筋です。
  • せめて名前と所属をお伝えいただくとよいと思うのです。回答の仕方が変わってくるので、「印刷会社のオペレーターです」「デザイナーです」など、どのようなスタンス(部門)でお仕事されているのかは必要な情報です。
  • OS(Mac OS/Windows)および、そのバージョン、アプリのバージョン(サブバージョンまで)は絶対必要です。
  • できればデータをご提供ください。たとえば、今回の場合、使っているフォントがわからなければなんともいえないし、合成フォント名の付け方が原因になっている、ということがあります。

上記は、DTP Transit宛てだけでなく、同僚や友人でも、対アドビでも、テクニカルな問題を解決するのに必要な情報です。

『10倍ラクするIllustrator仕事術』改訂版

『10倍ラクするIllustrator仕事術』(増強改訂版)は、2011年発売の『10倍ラクするIllustrator仕事術』の改訂版。2014年に技術評論社から発売、現在5刷です。2011年版と合わせて35,000部のロングセラーとなっています。

詳しくはサポートサイトにて。

画像:『10倍ラクするIllustrator仕事術』改訂版

Illustrator CC 2017(2016年11月リリース)への対応版準備中です。全ページ書き換えますので、2017年版を待たずに、2014年版を(も)ご購入ください。

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DTP Transitと無関係のものも掲載しています。お問い合わせは、それぞれのイベントの主催者までお願いします。

5つの「く」

画像:『10倍ラクするIllustrator仕事術』改訂版

DTP Transitのコアとなっている制作へ考え方「ムラなく、モレなく、直しに強く、手数を少なく、美しく」を5つの「く」としてまとめてみました。

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Adobe Creative Stationで「ベテランほど知らずに損してるIllustratorの新常識」と題して連載しています。

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