DTP Transitでタグ「ローカライズ」が付けられているもの

Illustratorを使うときに必ず使う[レイヤー]パネルですが、バージョンによって、少しずつ変化しています。

Illustrator CS6以降に[オブジェクトの位置]アイコンが、Illustrator CC 2018以降に[書き出し用に追加]アイコンが追加されています。

InDesignとIllustratorには、パッケージ機能によって、リンク画像やフォントを収集することができます(Illustratorのパッケージ機能は、Illustrator CS6のCC版から)。

しかし、パッケージ機能を使うと、ドライブ内にInDesignファイル(Illustratorファイル)とリンク画像が2セットできてしまいます。

Illustrator CC 2017、InDesign CC 2017から、[配置]ダイアログボックスのオプションがデフォルトで非表示になりました。

百歩譲って、デフォルトが非表示でもいいのですが、一度表示しても、次に開いたとき、また、非表示になってしまうので、毎回開く必要があります。

そんなに領域を取っているわけでないのですし、そもそも非表示にする必要すらないのです。というわけで、これは、どう考えて「改悪」といえます。

**戻して欲しいです。**

macOSのみとのことです。OSに依存するとの情報をいただきましたが、同じOS(OS X El Capitan‎)上でも、Illustrator CC 2015.3では[オプション]が表示されたままです。

改めて、Illustratorで困っていることなどをまとめてみました。

本当に深刻なもの

これを「仕様」と言われたら発狂する。

  • グローバルカラーを含むオブジェクトに対してライブカラーを実行すると、グローバルカラーのリンクが切れてしまう(グローバルカラーが更新されるべき)

#95 CC2015特集フォト 04 ぼかしが超リアルに、JPEGが超コンパクトに | Creative Cloud 道場 - YouTubeのムービーにて紹介されている新しいJPEG書き出しにはちょっとうなってしまいました(7分30秒くらいから)!

しかしながら、Web向けに使う場合、ちょっとややこしくなっているのでまとめてみます。

いきなりですが、クイズです。

次のようにセルを選択し、[表]メニューの[セルを横に分割]をクリックします。どのような結果になるでしょうか?

InDesignにIllustrator(およびPDFの)を配置するときのオプションが、ちょっと難解です。ちょっと自信ないので、ツッコミ歓迎です。

IdCC-place-PDF-2-s.fw.jpg

InDesignのヘルプには次のように記述されています。

PDF(または Illustrator 9.0 以降のバージョンで保存されたファイル)を配置する場合、配置ダイアログボックスの「読み込みオプションの表示」を選択すると、ダイアログボックスに次のオプションが表示されます。

オプションを表示にしてみました。

項目名説明
バウンディングボックス PDF ページのバウンディングボックス、つまり、ページマークも含めて、ページ上の全オブジェクトを囲む最小限の領域を配置します。「境界線ボックス(表示中の レイヤーのみ)」の場合は、PDF ファイルで表示されているレイヤーの領域のみで配置され、「境界線ボックス(すべてのレイヤー)」の場合は、PDF ファイル内のすべてのレイヤー(非表示のレイヤーも含む)の領域で配置されます。
アート (例えばクリップアートなどの)配置可能なアートワークとして PDF の発行者が定義した領域だけを配置します。
トリミング Adobe Acrobat によって表示または印刷される領域だけを配置します。
裁ち落とし 裁ち落とし範囲が存在する場合、すべてのページ内容をクリップする領域だけを配置します。 ページを印刷物の製造環境で出力する場合に便利な設定です。 プリントされたページでは、裁ち落としの外側にページマークが表示される場合があることに注意してください。
メディア ページマークも含んだ、元の PDF ドキュメントの物理的な用紙サイズ(例えば A4 の用紙サイズ)の領域を配置します。
トンボ トリムマークが存在する場合、印刷工程で実際にカットされる最終的なページの領域だけを配置します。

さらに図版が掲載されています。

df_06-2.jpg

あんまり話題にならないんですが、次のように縦に並んだオブジェクトの中央を揃える場合、Illustrator、Photoshop、InDesignでは[水平方向中央に整列]と呼んでいます。

align-localization.jpg

align-localization-AI.jpg

でも「水平方向中央」と言われて想像するのはコレ。

align-localization2.jpg

ちなみに、Fireworksのメニューでは「縦方向中央揃え」と呼んでいます(ただし、[整列]パレットでは[水平方向中央])。

align-localization-Fw2.jpg

以前、「行幅」ってというエントリーで取り上げたのですが、InDesign CS4では[表]メニューの[行幅の均等化]が[行高の均等化]に変更されています。

InDesign-Snapz-001.png

Illustrator CS4とInDesign CS4では、オブジェクトメニューの「アレンジ」が「重ね順」に変更されました。

おそらく長年使われていた日本語の「アレンジ」には、重ね順を変更するといったニュアンスはなかったため、ようやく正常な方向でのローカライズとなったと考えます。

aics4-arrange.gif

InDesignでは、メニューバーの[表]→[行幅の均等化]や、[セルの属性]ダイアログボックス内[行と列の設定]タブの[行の幅]など、表組み関連の設定の際、「行幅」という用語が出てきます。

岩波国語辞典で「幅」を引くと「横方向の広がりの度合。」と出てきますが、幅には"横方向の"というニュアンスがあるので、「行の高さ」または「行高」が適切ではないでしょうか?

追記:

InDesign CS4では「行幅」が「行高」に

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