DTP Transitでタグ「互換性」が付けられているもの

2017年2月8-10日、サンシャインシティコンベンションセンターでpage2017が開催されました。

展示会系のイベントは、かなり減ってしまいましたが、「pageだけは」と、同窓会的に地方からも参加される方が多いようです。そんなpage、今年で30回目とのことです。ちなみに、数年前から、すべて小文字で「page」になっています。

残念ながら参加できなかった方のために、(主に3日目の)レポートをお送りします。

ものかのさんが、ご自身のブログにてInDesignドキュメントを新しいバージョンで開くと文字化けしたり文字組みが変化したりする可能性があるを公開されています。

全InDesignユーザー必見です。というか、全ユーザー、プリントアウトして壁に貼りだしておくレベルだと思います。

InDesignドキュメント(.indd)を作成バージョンより新しいバージョンで開くと、文字化けしたり、文字組みが変化したりする可能性が大いにあります。これは、InDesignがバージョンアップ時に不具合を修正したり、仕様を変えたりするのが原因です。ほとんどがリリースノートにも書かれないため、一部の人たちだけが見つけて知っているような状況です。
こうした情報をまとめたものが見当たらなかったので、ここにまとめておくことにしました。漏れがありましたら教えてくださいな。

yosemite-mac-icon.jpg

OS X Yosemite(10.10)が正式にリリースされました。

システムフォントがHelvetica Neueに変更され、和文もヒラギノ角ゴW1/W2になっています。次のフォントが「システム/ライブラリ/Fonts」に入っています。

  • HiraKakuInterface-W1.otf
  • HiraKakuInterface-W2.otf

仕事で使うには、どう考えて時期尚早だと思いますが、改めて。

ご参考

追記(2014年10月19日):

アドビの対応状況が公開されました。

純アドビのIllustratorと、元マクロメディアのFireworksには、互換性の問題が根強く、上のバージョンのIllustratorからFireworksに、パスのコピー&ペーストができません。

改めて整理すると、Illustrator CS6からはOK。Illustrator CC、Illustrator CC 2014からはNGです。

The future of Adobe Fireworks « Adobe Fireworksにて、必要に応じてセキュリティアップデートとバグフィックス(+Mac OS X、Windowsへのメジャーアップデートへの対応)は行っていくとコメントがありましたが、このような内容はアップデートには含まれないのでしょうか?.... 寂しい。

We will provide security updates as necessary and may provide bug fixes. We plan to update Fireworks to support the next major releases of both Mac OS X and Windows.

CCとCC 2014の互換性がちょっとトリッキーなことになっています。

  • ドキュメントのバージョン(互換性)
  • 「同期の設定」
  • 「個別の設定」(書き出し/読み込み)※Illustratorのみ
ドキュメント同期の設定個別の設定
Illustrator互換互換性なし互換性なし
Photoshop互換起動時に「プリセットを次のバージョンから移行しますか?」というダイアログボックスが表示される-
InDesignCS2014で保存したドキュメントは
CCでは開けない
  • 設定の移行を促すダイアログが出る
  • [編集]メニューの[以前のローカル設定を移行]をクリックして、後からでも移行できる
-

理想

  • アプリケーションごとに異なる対応でなく、設定の移行方法が揃っている方が望ましい
  • Illustratorの「個別の設定」のように、明示的に設定を保存できるとナイス
  • 「設定を同期」で扱える項目が、Illustrator、Photoshop、InDesignでもう少し共通化して欲しい

ご参考:

icn_InDesign_Glee_128.png

InDesignドキュメントのバージョンを自動判別して制作したバージョンで開くユーティリティInDesign Gleeが1.4.0にバージョンアップし、InDesign CC対応になっています(実際には6月に対応済み)。

InDesign-glee-2013-s.png

InDesignユーザーなら全員必須のユーティリテイ。 ものかのさんに感謝。ありがとうございます!

先日のDTP Festa in Tokyo 2012 Decemberセミナー終了後に個別にいただいた質問で次のようなものがありました。

効果を使ったIllustrator CS6書類をダウングレード保存すると、ビットマップ化してしまうんです。

いやいや、そうだっけ?と思って検証してみたんですが、確かに...

検証データ

長方形ツールで四角形を描き、それぞれに[ドロップシャドウ]効果、[ぼかし(ガウス)]を設定しました。

downgrade-test-8.jpg

InDesignファイル(.indd)は下位互換性がないため、新しいバージョンで保存してしまうと古いバージョンでは開けなくなります。

InDesign CS4以降、IDML(InDesign Markup形式)というフォーマットで書き出すと、ひとつ前のバージョンで読み込むことができます。ただし、これは応急処置的なものと捉え、なるべく頼らないのが無難です。

InDesign CS6からは、別名保存のダイアログボックスで「IDML」を選べるようになりました(これまでは[ファイル]メニューの[書き出し])。さらに、「InDesign CS4以降(IDML)」のように、"ひとつ前"のバージョンでなく、InDesign CS4まで対応していることを明記しています。

IDCS6-versiondown-1-s.jpg

表にまとめてみました。

作成バージョン方法フォーマット読み込みバージョン
InDesign
CS3
InDesign
CS4
InDesign
CS5
InDesign
CS5.5
InDesign CS4書き出しINX
書き出しIDML
InDesign CS5書き出しIDML
InDesign CS5.5書き出しIDML
InDesign CS6別名で保存IDML

icn_InDesign_Glee_128.png

InDesignドキュメントのバージョンを自動判別して制作したバージョンで開くユーティリティInDesign GleeのInDesign CS5.5に対応版1.2がダウンロード可能になっています。

ものかのさんに感謝。

Adobe CS5のリリースからほぼ1年。次期バージョンとなるCS5.5が発表になりました。噂通り、有償のアップデートです。

  • InDesign、Dreamweaver、Flash、Flash CatalystはCS5.5になるが、Illustrator、Photoshop、FireworksはCS5.1に。ただし、CS5.1は、CS5.5にしないユーザーが受けるアップデートと同様。つまり「Photoshop CS5.0(12.0.4)」と「Photoshop CS5.1(12.1?)」は同じもの、という複雑怪奇なバージョン表記に。
  • InDesign CS5.5で保存した.inddファイルはInDesign CS5.0で開くことはできないので要注意。
  • Adobe Nav、Adobe Color Lava、Adobe Eazelという有料アプリがiTunes App Storeからリリース予定。Photoshopと連携できる。

ご参考:

INDD5-55.png

icn_InDesign_Glee_128.png

InDesignドキュメントのバージョンを自動判別して制作したバージョンで開くユーティリティには、古くはInDesignProxyがありますが、CS5対応版の後継版Soxyから有償になってしまいました。

ものかのさんのInDesign Gleeを使うと、もっと簡単にスムーズなワークフローが可能になります。

  • InDesignのかわりにinddアイコンがファイルタイプに応じて変わる
  • inddを「保存されたバージョンのInDesign.app」で開く
  • InDesign互換ドキュメント、ブック、ライブラリの保存バージョンも検出する

Mac 版 InDesign は、InDesign ドキュメント(以下 indd)のアイコンがすべて「インストールされている最新バージョン」になります。そのため、どのバージョンで保存されたのかを容易には確認できません。この世のどこかにきっと「常に最新バージョンで開いて作業すればいい」という桃源郷があるのでしょうけど、実際はユーザのほとんどすべてが困っているのではないでしょうか。

InDesign CS5のバージョン間の互換性に関するメモです。

INX-workflow-cs5.gif

追記:表内に誤りがあり、修正しました(InDesign CS4から「IDML」形式で書き出しても、InDesign CS3で開くことはできません)。

InDesign:バージョン間の互換性に関するメモ。

inx_icon.jpg

  • InDesignは、Illustratorのようにバージョンを変更して保存することができない。
  • InDesign CS4で作成したドキュメントを、InDesign CS3で開くには、InDesign CS4で[ファイル]→[書き出し]をクリックし、フォーマットに「InDesign互換(INX)」を選択して書き出す。INXはInDesign exchangeの略。
    inx-export.jpg
  • InDesign CS4で[ファイル]→[書き出し]をクリックし、フォーマットに「IDML」を選択して書き出しても、InDesign CS3で開くことはできない。

INX-workflow2.gif

  • 同様に、InDesign CS3で作成したドキュメントをInDesign CS2で開くには、InDesign CS3から「InDesign互換(INX)」フォーマットで書き出す
  • 同様に、InDesign CS2で作成したドキュメントをInDesign CSで開くには、InDesign CS3から「InDesign互換(INX)」フォーマットで書き出す
  • InDesign CSから「InDesign互換(INX)」フォーマットで書き出しても、InDesign 2.0では開かない(読み込み用のプラグインが開発されなかった)

アドビのサポート情報は 旧バージョンファイルとの互換性はありますか(InDesign CS4)に掲載されています。

  • 互換ファイルでの書き出しは、トラブルの元なのでなるべく避けたい。PDFに書き出して配置したり、InDesign CS4であればInDesignドキュメントを配置してしまうなどを検討したい。

M.C.P.C.にてAiVersionCheckerがリリースされています。

白紙アイコンになったAIファイルの保存バージョンと作成バージョンを表示するMac OS X用ドロップレットソフト、AiVersionChecker 0.1をリリースしました。

印刷通販運営日誌で、印刷通販的、無駄なファイルを生成しないちょっとした設定というナイスなエントリーがあがっていました。

Illustratorの環境設定で[以前のバージョンファイルを開くときに[更新済み]をファイル名に追加のチェックを外す]のチェックをはずしておくと、ムダなファイルが増えないよね、という内容です。そうそう、そうなんです。私の会社でもやっています。

aics3-updated.gif

inddcs3cs4.png

InDesign CS4をインストールすると、CS3以前のドキュメントがすべてInDesign CS4のアイコンになってしまいます... 正直、これは明らかな欠陥。

Finderで[ファイル]→[情報を見る]をクリックして開く[情報]ウィンドウだと、InDesign CS4書類は「InDesign CS4 Document」ですが、InDesign CS3ファイルは「書類」となっていますが、ちょっと面倒です(後述するInDesign Secretsでは両方とも「InDesign CS4 Document」になると紹介されています)。

CS3をアンインストールしてから再インストールすると共存できるという噂もあるのですが、年末のこの時期にそんなことしている時間はないので未検証です。

CreativeTechs TipsのOpen InDesign docs in the correct InDesignにて、制作したバージョンのInDesignでinddドキュメントを開くユーティリティInDesignProxyが紹介されています(無料)。

次のようにDockに入れておき、ドラッグ&ドロップで開くか、関連付けを変更するなどの方法があります。

indesignproxy-dock.png

追記(2010年1月2日):

InDesignProxyはCS4まで。InDesign CS5を使う場合には、Soxy('Son of InDesignProxy')があります。ただし、こちらは有償です。

soxylogo.png

「Compatibility with Leopard」(PDF)から、アドビ製品のMac OS X 10.5 Leopard対応状況をまとめてみました。

※情報の正確さを保証しません。

互換性について、まとめてみると

  • 基本的にAdobe CS3はLeopard互換
  • Acrobatは8.1.2で正式対応
  • Premiere Pro CS3, After Effects CS3 Professional, Encore CS3, and Soundbooth CS3は、アップデートで対応予定(2007年12月)
  • Adobe CS2、およびそれ以前のバージョンは非互換

追記(11月3日):

日本でも「Mac OS X Leopard への対応について」(PDF)が公表されました。

InDesignファイルを開くことなく、バージョンチェックを行うことができるInDesign CS Version Check Ver.1.0.0がリリースされています。

Mac版、Windows版があり、InDesign CS3にも対応。フリーウェアのようです。

id_versioncheck.gif

『10倍ラクするIllustrator仕事術』改訂版

『10倍ラクするIllustrator仕事術』(増強改訂版)は、2011年発売の『10倍ラクするIllustrator仕事術』の改訂版。2014年に技術評論社から発売、現在5刷です。2011年版と合わせて35,000部のロングセラーとなっています。

詳しくはサポートサイトにて。

画像:『10倍ラクするIllustrator仕事術』改訂版

セミナー開催情報

セミナー開催情報をこちらにまとめています。

DTP Transitと無関係のものも掲載しています。お問い合わせは、それぞれのイベントの主催者までお願いします。

5つの「く」

画像:『10倍ラクするIllustrator仕事術』改訂版

DTP Transitのコアとなっている制作へ考え方「ムラなく、モレなく、直しに強く、手数を少なく、美しく」を5つの「く」としてまとめてみました。

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Adobe Creative Stationで「ベテランほど知らずに損してるIllustratorの新常識」と題して連載しています。

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