DTP Transitでタグ「手のひらツール」が付けられているもの

こちらは、InDesign、XD、Illustrator、Photoshopの各パネルを並べたものですが、かろうじて、IllustratorとInDesignは一緒ですが、Photoshop、XDが独自路線を走っていてどういうものか、と思います。

ずーっと前からこの調子ですが、これは揃っていないとおかしい。ひとつひとつ項目名を見ながら…というものでもないですし、何よりソウルがない気がします。

銀行のATMで、パスワードを入力するたびに、数字キーの配置が変わりますが、それに近い感覚…

WとHの連携のアイコンも、と形状が統一されておらず、IllustratorとInDesign、XDは縦、Photoshopは横だったりと、ちょっと悲しい。

改めて問題提起まで。

ツールの切り換えには「1キーでのショートカット」(後述)がありますが、それ以外での切り換えを使うと飛躍的に効率が上がります。

切り換え

  • [選択ツール]から[文字ツール]に:テキスト上でダブルクリック
  • [文字ツール]から[選択ツール]に:escキー、command+enterキー
  • [選択ツール]と[ダイレクト選択ツール]の切り換え:command+option+tabキー

一時的に切り換える

  • [選択ツール]に:commandキー
  • [手のひらツール]に:スペース+ドラッグ
  • テキスト編集中[手のひらツール]に切り換えてドラッグ:option+スペース+ドラッグ
  • [ズームツール]に:スペース+commandキー

ほかのツールを選択しているとき、一時的に[手のひらツール]に切り替えるキーボードショートカットが、Illustrator CCから変更されている、ということに本日気づいて愕然としました。

これまで(Illustrator CS6まで)は、「スペースバー」を押している間のみ、一時的に[手のひらツール]に切り替わりました。しかし、テキスト編集中は、スペースが入ってしまうので、command+スペースを押してからcommandキーのみ離すという方法があったのですが、Illustrator CS6ではうまく機能しないことがあるなどの問題がありました。何より、InDesignと挙動が異なる、というのが悩ましいところでした。

Illustrator CC以降、InDesignと同様に、テキスト編集中は、optionキーで[手のひらツール]に切り替わるようになっています。 そして、InDesignと同様、テキスト編集中でない場合でもoptionキー+スペースでいけますので、まったく同じ操作感で作業できることになっています。

テキスト編集中テキスト編集中以外両方
Illustrator CS6までcommand+スペース、
そのまま、
commandキーを離す
スペース
+ドラッグ
-
Illustrator CC/
Illustrator CC 2014
option
+ドラッグ
スペース
+ドラッグ
option+スペース
+ドラッグ
InDesign

ご参考:

Illustratorでスペースバーで[手のひらツール]に切り替えることができますが、文字入力(編集中)だと、スペースが入ってしまいます。

それを回避するために、commandキー、スペースバーの順番に押して、commandキーだけ離す、というワザがあるのですが、Illustrator CS6では使えません...

あ〜あ...と思っていたのですが、そのままあきらめず、もう一回commandキーを押して離すと、[手のひらツール]に切り替わります。

生活の知恵ならぬ、貧乏生活の知恵でした。

追記(2013年4月3日):

今日、試したところ、「commandキー、スペースバーの順番に押して、commandキーだけ離す」操作で、[手のひらツール]に変更することができるようになっていました。

Adobe Creative Cloud版のIllustrator CS6(16.2.1)/OS X 10.8.3(Mountain Lion)+ATOKの環境です。

追記(2015年1月9日):

中川さんという方からコメントいただきました。

Command + Shift + A で、選択解除していますよ。 そのあとは、SPACEを押して 手のひらツール を使っています。

これはスピーディですし、確実ですね。

  • Escキー:[選択ツール]に切り替わり、テキストオブジェクトは選択されたまま
  • command+option+A:[文字ツール]のままだが、テキストオブジェクトは選択解除されたように見え、スペースバーによる切り替え可能。また、ダブルクリックでなく、クリックでテキスト編集に戻れる

中川さん、ありがとうございました!

なお、Illustrator CC以降、テキストの選択を解除せずに、option+ドラッグで[手のひらツール]の一時的に切り替えが可能になりました。

InDesignで[手のひらツール]に切り替える裏技がATOKのキーアサインとバッティングする - DTP Transitにて取り上げたATOKの漢字/半角モード切替問題ですが、ATOK2011では、ATOKメニューの[キー・ローマ字カスタマイザ]から設定します。

ウィンドウの左下にある[ー]ボタンをクリックすれば消えます。

Photoshop CS4では、手のひらツールでドラッグすると、するする〜と流れるようにドラッグするフリックパンという機能がつきました。


Photoshop CS4:フリックパン(手のひらツールでドラッグすると、するする〜っとなる機能) from swwwwitch on Vimeo.

これまでに5人以上の方から、アレ(フリックパン)ははずせないんですかね〜と(ため息混じりに)相談を受けました。 iPhoneっぽいフリックですが、従来の操作方法で作業するとスクロールしすぎてしまうということですよね。同感です。

環境設定の[一般]カテゴリで[フリックパンを有効にする]のチェックをはずせばオフになりますよ。アニメーションズームも同様です。

Photoshop CS4:フリックパン

ちなみに、この検証を行っているとき、誤って⌘+Nキーを押したら、環境設定で次のカテゴリ([一般]から[インターフェイス])が表示されました。調べてみたら、このキーが効くのはPhotoshopだけ。

このような操作の変更は、Photoshopだけでなく、CS全体で行うといいですよね。

Illustratorでは、スペースバーを押している間、[手のひらツール]に切り替わります。文字入力中はスペースが挿入されてしまうため、commandキーを押しながらスペースを押し、commandキーを離すというテクを使ったりします。

一方、InDesignでもスペースバーを押している間、[手のひらツール]に切り替わりますが、文字入力中の操作はIllustratorと大きく異なり、optionキーを押している間だけ[手のひらツール]に切り替わります。 しかし、optionキー+ドラッグ操作は、Illustratorと同様、オブジェクトの複製にも使われます。 何より、テキスト操作のときにはoptionキー、それ以外はスペースバーという使い分けは直感的ではありません。

そこで、私はoption+スペースバーで[手のひらツール]に切り替える方法を取っています。この方法では、テキスト操作、それ以外のときの両方とも対応することができるのです。

 その他テキスト入力時裏技
Illustratorスペースバーなしcommand+スペースバーを押して、
commandキーだけ離す
InDesignスペースバーoptionキーoptionキー+スペースバー

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