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2015年9月28日に+DESIGNING vol.40が発売されます。テーマは、秋の恒例企画「文字」。マストバイな号として期待大です。

Facebookページにてサンプルを確認できます。

文字を使ってデザインをするときに心がけておきたい10つのこと

冒頭では、文字を使ってデザインをするときに心がけておきたい10つのことをカイシトモヤさんが解説します。アプリケーションを使う以前に、覚えておきたいことばかりです。

InDesignのアドバンテージを考えてみました。

  • 印刷用のデータを作成できる(これがホームポジション)
  • Illustrator、Photoshop、PDFなど、手元の素材系ファイルをバシバシ貼れる(これはKeynoteも同様)
  • 自動カーニング、合成フォント、文字組みアキ量設定(句読点の後のアキ、括弧類、和欧間の調整)などを使って美しい文字組版を実現できる

長文/複数ページに必要となる目次、索引、相互参照、脚注などは、Wordとバッティングするし、マスターページを使って同じ体裁のページを量産していく様は、PowerPoint/Keynote的な側面もある。一方、段落スタイル/文字スタイル、先頭文字スタイル/正規表現スタイル、セルスタイル/表スタイル、オブジェクトスタイルなどを使ってシステマチックに組み上げていくのは、Webページみたい。こうしてみると、いろいろな顔があっておもしろい。

表にまとめてみました。

WebWordPowerPointKeynoteIllustratorInDesign
拡張子.html.docx.pptx.key.ai.indd
カラーモードRGBRGBRGBRGBRGB/CMYKRGB/CMYK
マスター
ページ
マスター

なし
*1


*2
ありありなしあり
入れ子 可能
自動ページ番号-
組版自動カーニング
合成フォント
句読点の
後のアキ
括弧類
和欧間の調整
複数ページ目次
索引
相互参照
脚注
画像の
配置
リンク/埋め込みリンクリンク、
埋め込み
埋め込みリンク、
埋め込み
基本はリンク
(埋め込みも可能)
Illustrator
(.ai)
*3
GIF/JPEG/PNGに変換
またはSVGに変換
Photoshop
(.psd)
GIF/JPEG/PNGに変換する
PDF
インライン(img)
独立
書き出しPDF*4
PDF/X
インタラクティブ
PDF
EPUB*5
電子書籍(DPS)
プレゼン
テーション
アニメーション
トランジション
スライドショー

Wordで普通に組むと、次のように和欧間が空きすぎたり、句読点の後がちょっと狭くなってしまいます。

でも、ちょっと設定をいじるだけで、次のように組むことが可能です。

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