「効率的なサイト制作のためのDreamweaver活用術seminar」フォローアップ

この記事は鷹野雅弘によって執筆されました。
公開日:2011年12月12日、更新日:2011年12月31日
 

2011年12月11日に開催された「効率的なサイト制作のためのDreamweaver活用術seminar」のフォローアップです。

HTML5やCSS3などのスキルの獲得には下記のセミナーをオススメします。

ご質問の件

条件コメントを使ったInternet Explorer用の振り分けなど、最近のよく使われているものについて教えて欲しい。

Internet Explorer用の条件分岐

次のように記述することで、Internet Explorer用に条件分岐を行います。

<!--[if lt IE 7]><html class="ie ie6" lang="ja"><![endif]-->
<!--[if IE 7]><html class="ie ie7" lang="ja"><![endif]-->
<!--[if IE 8]><html class="ie ie8" lang="ja"><![endif]-->
<!--[if (gte IE 9)|!(IE)]><!--><html lang="ja"><!--<![endif]-->

対応するブラウザとセレクタの関係は次の通り。

対象ブラウザ条件コメントの結果CSSセレクタ
Internet Explorer共通-.ie(またはhtml.ie)
Internet Explorer 6のみ<html class="ie ie6" lang="ja">.ie6(またはhtml.ie6)
Internet Explorer 7のみ<html class="ie ie7" lang="ja">.ie7(またはhtml.ie7)
Internet Explorer 8のみ<html class="ie ie8" lang="ja">.ie8(またはhtml.ie8)
IE9以上とInternet Explorer以外<html lang="ja">なし

HTML5対応

Internet Explorer 9より下位バージョン(IE8/IE7/IE6)でHTML5の新要素を扱うために、次のように記述します。

<!--[if lt IE 9]>
<script src="https://html5shim.googlecode.com/svn/trunk/html5.js"></script>
<script type="

Internet Explorerで「:first-child」「:last-child」などの属性セレクタを使う

そのため、『効率的なサイト制作のためのDreamweaverの教科書』(CS5.5対応版)のサンプルサイトでは、「ie.js」というJavaScriptを読み込んでいます(PDF)。

HTML5 Boilderplate

HTML5を扱うにあたり、必要最小限のテンプレートセットHTML5 Boilerplateが注目されています。使う使わないはともかく、解説などを一読されることをオススメします。

その他

こちらのエントリー(【HTML】最近のPCサイトに見るテンプレ要素まとめ | istis)も参考にしてください。

『効率的なサイト制作のためのDreamweaverの教科書』(CS5.5対応版)

前書の改訂版ですが、レスポンシブWebデザインに対応した作例のチュートリアルに全面的に差し替えています。

Zen CodingやレスポンシブWebデザインを使ったサイト制作の流れのチュートリアルがあります。

リンク集

スライドでの(ほぼ)出現順です。

補足

ご質問等ありましたら、takano@swwwitch.comまでご連絡ください。

『10倍ラクするIllustrator仕事術』

『10倍ラクするIllustrator仕事術〜ベテランほど知らずに損してる効率化の新常識』が2011年12月に発売されました。基本的にはプリントメディア向けですが、Web制作のパーツ作り等でも役立つポイントが満載ですので、ぜひご一読ください。

追記(12月31日):

動画が公開されました。

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