(入力スピードアップだけでなく、固有名詞を正しく入力するためにも)単語登録を活用しよう

この記事は鷹野雅弘によって執筆されました。
公開日:2011年12月28日、更新日:2011年12月31日
 

仕事柄、「そんなに文字入力はしないよ」という方も、ここ数年、メールやソーシャル系など、文字入力を行う場面が増えているのではないかと思います。

コーディングも文字入力も、効率化をつきつめれば「いかに入力しないか」に行き着くのではないかと思うのですが、そのひとつの手段が「単語登録」です。

私は、「あ〜、さっきも打った」と思ったら、すぐに単語登録します。

  • だい → ダイアログボックス
  • あぴ → アピアランス
  • いら → Illustrator
  • あい → iPhone、iPad、iPhone、iPad
  • しふ → shiftキー、+shift
  • てん → Mac OS X、OS X Lion
  • つい → Twitter
  • でー → DTP Transit、https://www.dtp-transit.jp/
  • から → 〜
  • らく → 『10倍ラクするIllustrator仕事術』
  • いめ → <img alt="" src="" class="right" />
  • ふろ → class="right"

上記のように、よく使うものに加え、指使い的に入力しにくいもの、大文字小文字など誤りやすい固有名詞など、どんどん単語登録しています。

入力する頻度の高い「めーる」、「じゅうしょ」、「でんわ」も、個人のものを登録しています。

ATOKでの単語登録

ATOKでは変換したことを覚える機能(推測候補)がありますが、マシンのリプレースの場合などには移行できないため、やはり単語登録しておくべきでしょう。 単語登録は、次の手順で行います。

  1. 登録したい文字を選択
  2. control+shift+Eキーを押す
  3. [読み]を入力して[登録]ボタンをクリック

ATOKの強みは、ユーザー辞書のバックアップと同期

ATOK Syncを使うことでユーザー辞書を、クラウドに保存できます。ほかのマシンから参照できるようになります。複数のMacを使う方はもちろん、iPhone、Androidにも対応とのこと(こっちは未検証)。

なお、利用にはジャストシステムが提供する「インターネットディスク」が推奨されていますが、ATOK 2011では1年、月額制のATOK Passportでは契約期間中、ずっと無償で使えるようになりました(それまでは有料だったので、MobileMeディスクを使うなどのハックが考案されていました)。

追記(12月29日):

Windows版のGoogle日本語入力(MS-IME互換)では、Ctrl+Shift+F10キーだそうです(@itouhiroさん、ありがとうございます)。

Mac版では、環境設定で登録しないと設定されていないようです。

YouTube

DTP TransitのYouTubeチャンネルです。1分前後のクイックTipsを投稿しています。

チャンネル登録

Twitter

本サイトの記事以外に、小ネタやタイムリーな話題などをツイートしています。

マンスリーでまとめています。

このページの上部に戻る