【【2009年6月】カテゴリの記事一覧】
仕事柄、操作画面の一部を切り抜くという作業が多いのですが、[切り抜き]ツールを使わずに、効率的だと思う方法をご紹介します。
トリミングを使う方法
背景が同一色の場合などに使える方法です。「保存して閉じる」までを加え、アクションに設定しておくとラクです。
Photoshopでの切り抜きアレコレの続きを読む
たった1ページのドキュメントでも、たくさんの文字量があったり、段落スタイルを多用すると、Illustratorでは絶望的に重くなることがあります。Illustratorでとても大きいドキュメントを用意し、そこに複数ページ作る「強者」(つわもの)の方もいますが、ファイルサイズが大きくなるだけでなく、スクロールなどが遅くなるため、あまりオススメできません。
機能として文字組みの機能はありますが、Illustratorはパーツを作る位置づけのアプリケーションです。ある程度の文字量や複数ページで構成される「ページもの」の場合には、「InDesign」の使用を視野に入れるとよいでしょう。
単純な文字組みだけを考えても、InDesignには次のようなアドバンテージがあります。
- ルビ(ふりがな)
- 段落境界線(段落前後に設定する罫線)
- 先頭文字スタイル(文字スタイル適用の条件設定)
- アピアランスを使わずに実現できるフチ文字
- インライングラフィック(文章中に挿入する画像)
- 表組み
とある書籍の入稿直前で、InDesign CS4でブック機能をいじっています。以下、作業メモ。
- パネルメニューの[ブックをプリフライト]を実行すると、右図のようにグリーン/レッドのマーカーがつきます。ちなみに、調査中は「?」。
- 開いているドキュメントをすべて保存するには、command+option+shift+Sキー。
開いているドキュメントをすべて閉じるするには、command+option+shift+Wキー。
[ブックをスペルチェック]機能が欲しい。
- システマチックに段落スタイルを作り込んでいないと、ブックとしてマージするとき、スタイル名の重複によって悲惨な状況が起きかねない。
サクサク作業するために
- 自動ページ番号も重い。ページ数が落ち着いたら、ドキュメントごとに[ページ番号割り当てを開始]でページ番号を振った方がよいかも。
- ライブプリフライトをオンにしていると、それぞれのドキュメントを開くときに劇重![プリフライト]パネルメニューから[すべてのドキュメントのプリフライトを無効にする]を実行しておいた方がよいかも。
- 作業している原稿、チェックすべき項目に応じて、[表示品質]環境設定で[ラスタライズ画像](配置したビットマップ画像)、[ベクトル画像](Illustratorデータ)、[透明](ドロップシャドウなど)、(文字の)[アンチエイリアスを使用可能にする]を調整する。透明をオフにするだけでもかなり違う。