【【2008年10月】カテゴリの記事一覧】
Dear Adobe // Blogというブログでは、アドビへのGripe(不平不満要望など)をユーザーレベルでポストし、それに投票するというスタイルを取っています。
After Effectsチームに続き、InDesignチームが正式に回答しました。
Illustratorにおける「シンボル」の機能をたずねると「あのいっぱい増えるヤツね」と、返答するユーザーが多いのではないでしょうか?
シンボルとインスタンスの親子関係を機能として搭載したのは、Illustrator 10からです。
Illustrator 10からIllustrator CS3までの仕様では、シンボル系のツールを使用して、ドラッグ操作でランダムに増殖発生させるためにだけに、シンボルという機能があるように思われてしまうのではないかと感じていました。
一方で、Flashにはずっと以前からシンボルとインスタンスの親子関係があります。Flashでは、シンボルとインスタンスの親子関係なくして基本ムービーは成り立たちません(Flashにはドラッグ操作でインスタンスをランダムに増殖させるツールはありません)。
アドビシステムズとマクロメディアが統合し、共同で開発したIllustrator CS3から、ようやくシンボルとインスタンスの親子関係が、本来あるべき仕様になったといえるでしょう。
今回は、シンボルとインスタンス、そしてテンプレートによる作業の効率化について考えます。
初級FAQ:丸いドット点線はどうやって作るの?というエントリーでは、線種パレットを使って、(丸い)ドット点線を作る方法をご紹介しました。
ただし、この方法ですと、四角形の角に、ドットが来なかったり、また、均等にならない箇所が出てきます。