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InDesignファイル(.indd)は下位互換性がないため、新しいバージョンで保存してしまうと古いバージョンでは開けなくなります。
InDesign CS4以降、IDML(InDesign Markup形式)というフォーマットで書き出すと、ひとつ前のバージョンで読み込むことができます。ただし、これは応急処置的なものと捉え、なるべく頼らないのが無難です。
InDesign CS6からは、別名保存のダイアログボックスで「IDML」を選べるようになりました(これまでは[ファイル]メニューの[書き出し])。さらに、「InDesign CS4以降(IDML)」のように、"ひとつ前"のバージョンでなく、InDesign CS4まで対応していることを明記しています。

表にまとめてみました。
| 作成バージョン | 方法 | フォーマット | 読み込みバージョン | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| InDesign CS3 | InDesign CS4 | InDesign CS5 | InDesign CS5.5 | |||
| InDesign CS4 | 書き出し | INX | ||||
| 書き出し | IDML | |||||
| InDesign CS5 | 書き出し | IDML | ||||
| InDesign CS5.5 | 書き出し | IDML | ||||
| InDesign CS6 | 別名で保存 | IDML | ||||
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