カタカナ用語の末尾の音引きについての考察

この記事は鷹野雅弘によって執筆されました。
公開日:2010年10月23日、更新日:2016年8月29日

Adobe CS5から、カタカナ後の末尾に音引き(ー)が付けられています。長年、パスファインダに慣れた身としては、「パスファインダー」ってなかなか慣れません。

ところで、「プロパティ」、「ライブラリ」、「カテゴリ」は音引きなしでどうなっているのかな、と思っていたところ、こんな記述を見つけました。

今回のルール変更では、英語表記の終わりが"er""or""ar"の場合に音引きをつけることとなった。たとえば、先に挙げたとおり"コンピュータ(Computer)"は"コンピューター"に、"エクスプローラ(Explorer)"は"エクスプローラー"と表記される。

となると、「ライブラリー」(library)や「カテゴリー」(category)はつけないという結果になるのですね...  より自然の発音に近い表記、という観点のほか、一般的に使われる記述に近くする、という趣旨があったら、ライブラリ、カテゴリも変更した方がよいのに、と思うのです。

ただし、"アクセラレータ""スケジューラ""プログラマ"など一部の用語に関しては慣例に基づき変更はされない。そのほか、もともと音引きがつけられていたカレンダーやトレーナーといった用語に関してはこれまでと変わらず音引きつきで表記される。

う〜ん、ややこしいよ。

追記:

@CLCLCLさんからコメントいただきました。

Adobeのソフトの話なのになぜマイクロソフトの指針を引っ張ってきているかの説明がないような気がします

これまでの「3音以上の場合には語尾に長音符号を付けず、2音以下の場合には語尾に長音符号を付ける」というJIS規格から、1991年6月28日の内閣告示第二号に準拠すべく、マイクロソフトが方針変更を行い、アドビもこれに倣ったものと思われます。憶測だけで具体的なリソースなどの根拠はありません。

改めてのまとめ(2016年8月29日)

判断基準

  • ガイドライン(内閣告示など)
  • 従来の慣習
  • ハウスルール(アドビでは「ウィンドウ」、Appleは「ウインドウ」など)
  • 想定している読者層(ユーザー/コンピューターが自然な層と、ユーザー/コンピュータが自然な層)

落としどころ

確実な落としどころはないにせよ、上記の判断基準からひとつの基準を作り、それに準ずるというのが落としどころです。

  • 書籍単位
  • シリーズもの単位
  • 出版者単位

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