【【2005年11月】カテゴリの記事一覧】
Mac OS Xにはdfontと呼ばれるTrueTypeフォントが付属している。たとえばHelveticaのdfontは「/System/Library/Fonts/Helvetica.dfont」にあるため削除できない。当然、InDesign CSでもこのdfontを認識してしまうため、制作ではTrueType、出力にはPostScriptといったケースが生じてしまう。
[文字]パレットや[書式]メニューの[フォント]では、TrueTypeかPostScriptかの見分けがつかない。
[書式]メニューの[フォントの検索]を実行すると、確認できる。
回避方法として、「/Library/Application Support/Adobe/Fonts/」に、Type 1のHelveticaを入れれば、こちらが優先されるようになる。
追記(2009年3月11日)
InDesign CS4では「/Applications/Adobe InDesign CS4/Fonts」(InDesignアプリケーションがインストールされている階層の「Fonts」フォルダ)に入れるとよいようです。 ちなみに、この「Fonts」は最優先で認識されます。
Illustratorでは、command+option+shift+Fのキーボードショートカットで、[文字設定]パレットの[フォント]フィールドがハイライト表示されるので、「H」とタイプすればHからはじまるフォントをすばやく選ぶことができる。「He」までタイプすれば確実に「Helvetica」が選べる。
InDesignではこのキーボードショートカットがないので困ったものだ、と思っていたところ、苦肉の裏技を見つけた。
command+Tを二回タイプする。[文字]パレットが閉じて開くと、[フォント]フィールドがハイライト表示される。
「H」と入力すれば「Helvetica」が選択される。returnキーで確定する。
InDesign(2.0およびCS)では、選択ツールを選択状態で日本語入力がオンの場合に、スペースバーを押すと、ダイレクト選択ツールに変わってしまう、というバグがあります(InDesign CS2で解消)。
InDesign CS2からShift+Deleteで次の文字を消す機能がなくなってしまいました。フルキーボードだったら、バックスペースでないDelキーを押せばすむわけですが、PowerBookでの作業のときなど、不便です。
ちなみに、キーボードショートカットによる設定は行えません。
追記:キーボードショートカットによる設定が可能です。
InDesignの目次がむちゃくちゃだ!と思っていたら解決。
InDesignは、左から右へ、上から下にテキストボックス(正確にはテキストフレームとフレームグリッド)をスキャンします。
もし、テキストボックスを移動していると、レベルが狂ってしまうのです。正確には意図通りにならないのです。
レベルといえば、[目次]ダイアログボックスでのレベルはInDesignでの目次の表示とは無関係、PDF書き出しの際、しおりの階層レベルとのこと。
となると、この「レベル」、記載すべきセクションが違いますよね。