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InDesign CS5のコンテンツグラバーは、選択ツールのままで、フレーム内の画像の位置を調整できるという画期的な機能です。

この画像のように、画像の上のマウスを載せると、フレーム中央にドーナツ上のアイコンが表示され、それをドラッグすることができる、というものです。

inddcs5-contentgrabber2.jpg

InDesign CS5の作業で困ったことのひとつがフォント読み込みの遅延問題。次のような場合に、問題が発生します。

  • Mac OS Xを起動後、InDesignをはじめて起動
  • InDesign CS5を開く

ここで次のようなメッセージが出ます。

indd-font-s.png

とりあえず、[OK]をクリックしてアラートを閉じ、InDesignファイルを閉じ、再度、そのInDesignファイルを開くと同じアラートが出ないのです(つまり、本当に「環境にないフォント」に関して問題があるわけではない)。

次のようなことがが考えられますが、とりあえず、一度、閉じて、また開く、というのがセオリーのようです...

  • InDesign CS5から、機能強化されたDocument Fonts関連
  • CS5で葬られたSINGの呪い?

アドビのTechNote、ヘルプから(追記:2010年11月4日)

聞くところによると「背景」レイヤーをはずして自由変形を行っている強者もいらっしゃるとのことで、Photoshopでの画像の回転について、改めてまとめてみます。

かなり古いPhotoshop

[ものさしツール]で計測し、その角度を用いて回転します。

  1. ツールボックスから[ものさしツール]を選択します。
    DTPTransit-Photoshop-katamuki001.png
  2. 画像内で、水平であるべきところをドラッグします。
    kaiten2-s2.png
  3. [イメージ]メニューの[画像の回転]→[角度入力]をクリック。
    DTPTransit-Photoshop-katamuki002.jpg
  4. 手順2により、角度が自動的に入力されているので、そのまま[OK]をクリックします。
    kaiten-s.png
  5. このままだと余白が生じてしまうので、切り抜きツールでトリミングを実行します(Photoshop CS5以降でしたら、余白部分のみを選択して、コンテンツに応じて塗りつぶしを実行する手もあります)。
    kaiten3-s.png

あるアプリケーションからほかのアプリケーションに移る場合、[しまう]は使わない方がよいだろう。

  • [ウィンドウ]メニューの[しまう]をクリック
  • command+M
  • ウィンドウ左上の黄色いボタンをクリック

Mac OS Xが出てきたとき、黄色いボタンをクリックすることで魔法のランプの精が消えるようなジニー・エフェクト効果がもてはやされた(特にshiftキーを押しながら....)。Mac OS Xはこう使うものと、すり込まれてしまった方が多いようだが、次の理由によって、生産性が落ちるだけで意味がない(と思われる)。

  • [しまう]によって隠したウィンドウは、Exposéの対象にならない
  • アプリケーションを切り替えたときに、また開かなければならない

zoom.jpg

先月末に出たPhotoshop CS5で「あ〜、もう!!!」と確実にイライラするのがズームツールの挙動の変化でしょう。

Photoshop CS5のズームツールは、右に動かすとズームイン、左に動かすとズームアウトします。「おー、便利!」と、手放しでは喜べないんですよね。

ズームツールを持って(たぶん、command+スペースで持ち替えたら)このあたりを拡大したい、と、長年、ドラッグしてズームしたい領域を指定してきた方は確実に困ります。

環境設定のどこだろう?と、探し回っていたのですが、ツールボックスでズームツールを選択しているときのみ、オプションバーに[スクラブズーム]というチェックボックスが表示されます。不要な方はこちらをオフにしてください。

pscs5-surubzoom2.png

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