アプリケーションを切り替えるときには[しまう]を使わない
あるアプリケーションからほかのアプリケーションに移る場合、[しまう]は使わない方がよいだろう。
- [ウィンドウ]メニューの[しまう]をクリック
- command+M
- ウィンドウ左上の黄色いボタンをクリック
Mac OS Xが出てきたとき、黄色いボタンをクリックすることで魔法のランプの精が消えるようなジニー・エフェクト効果がもてはやされた(特にshiftキーを押しながら....)。Mac OS Xはこう使うものと、すり込まれてしまった方が多いようだが、次の理由によって、生産性が落ちるだけで意味がない(と思われる)。
- [しまう]によって隠したウィンドウは、Exposéの対象にならない
- アプリケーションを切り替えたときに、また開かなければならない
アプリケーション内で、複数のドキュメントウィンドウが開いているときには、[しまう]を使わずに、次のいずれかで切り替えるのがよい。
- F10キー(アプリケーションのウィンドウ)
- command+`(アプリケーションの次のウィンドウを操作)
ただし、最近のアドビのアプリケーションは、タブを実装していて、F10キーによる[アプリケーションのウィンドウ](Exposéの一種)が効かない。環境設定でタブ化を解除しておけば使える。
なお、タブ化していても、PhotoshopとDreamweaver、Fireworksはcommand+`(アプリケーションの次のウィンドウを操作)で切り替えが可能(IllustratorとInDesignはNG)。
[アプリケーションの次のウィンドウを操作]は、システム環境設定の[キーボード]カテゴリで、キーアサインを変更できる。