Illustratorには、テンプレートが2つある

この記事は鷹野雅弘によって執筆されました。
公開日:2011年9月 7日、更新日:2014年8月27日
 

Illustratorにはテンプレートという用語が2つあり、それぞれはまったく関係ありません。

テンプレート(レイヤー)

レイヤーオプションで[テンプレート]オプションをオンにすると、ロックされ、半透明になり、プリント対象からはずれます。

これは配置した画像をトレースする際、下絵として利用する際に利用します。

ai-template-1-s.jpg

(ドキュメントの)テンプレート

[ファイル]メニューには[テンプレートから開く]、[テンプレートとして保存]の2つのコマンドがあります。

ai-template-2.jpg

このテンプレートは、Finderの[ひな形]と同様の機能です。

ai-template-3-s.jpg

ヘルプでは次のように記述されています。

テンプレートを使用すると、設定とデザイン要素が共通の新規ドキュメントを作成できます。 例えば、見かけが似た名刺を数種類デザインする場合は、必要なアートボードサイズ、ガイドなどの表示設定とプリントオプションを設定したテンプレートを作成します。 テンプレートには、ロゴなどの共通のデザイン要素を設定したシンボルや、特定のカラースウォッチ、ブラシ、グラフィックスタイルを含めることもできます。
「テンプレートから新規」コマンドでテンプレートを選択すると、元のテンプレートファイルには変更を加えずに、そのテンプレートと同じコンテンツとドキュメント設定で新規ドキュメントを作成できます。

追記(2014年8月27日):

テンプレート(レイヤー)ですが、申し送りのメモなどを残しておくのに最適です。

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