[3D 押し出し・ベベル]効果をかけているときに、面のカラーをコントロールする

この記事は鷹野雅弘によって執筆されました。
公開日:2011年10月21日、更新日:2012年3月17日
 

第130回 バンフーセミナーにて、次のような質問をいただました。

[3D 押し出し・ベベル]を使って次のような立体を作るとき、前面のカラーが変わってしまう。これ、なんとかならないか?

ktp-bevel-01.jpg

シンボルを使ってマッピングする

"貧乏生活の知恵"的な対処方法ですが、次の手順で可能です。

  1. 3D効果をかける前の図形をシンボルに登録する
    ktp-bevel-03.jpg
  2. [3D 押し出し・ベベルオプション]ダイアログボックスの[マッピング]をクリックして[アートをマップ]ダイアログボックスを開く
  3. 左上の[シンボル]から登録したシンボルを選択し、[面に合わせる]をクリック
    ktp-bevel-02.jpg

これで同じカラーになります。

ktp-bevel-04.jpg

アピアランスを分割

[オブジェクト]→[アピアランスを分割]を実行して、カラーリングを再適用する方法もありますが、この場合、後からベベル部分の変更などに対応できません。

追記(2011年10月23日):

笹川さんから「詳細オプションで環境光の位置や値を変えればできますよ」とコメントいただきました。ありがとうございます!

もちろん、これは一番先に考えたのですが、立体部分の4つの面の立体感が薄れてしまうんですよね〜 これも調整しだいかもしれません。アプローチとして王道なのは、笹川さんのご提示いただいている方法なので、がんばってもろもろの数値をいじってみてください。

ktp-bevel-06.jpg

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