Photoshop、Illustrator:ドキュメントウインドウの外から、スポイトツールで色を拾う

この記事は鷹野雅弘によって執筆されました。
公開日:2009年6月25日、更新日:2014年7月25日
 

Photoshop-eyedropper.gif

DreamweaverやFireworksなどの旧マクロメディア系のツールでは当然なのですが、Illustrator、Photoshopでも次の方法によって、ドキュメントウインドウの外から、[スポイトツール]で色を拾うことが可能です。

  1. [スポイトツール]を選択する
  2. ドキュメント内でクリック
  3. そのままドラッグしてドキュメントの外に移動

なお、Illustratorでは、非常に負荷がかかるらしく、マウスポインタの動きが鈍くなったり、マウスポインタの形状がチカチカ変わることがあるようです。

  • Photoshopでは、ドキュメント内でクリックし続けながらPhotoshopのドキュメントウインドウの外に出ても、マウスポインタはスポイトツールのままですが、Illustratorでは通常のマウスポインタ(Illustrator的には選択ツール)には戻ってしまいます。しかし、Illustratorでも上記の手順でドキュメントの外のカラーは拾えます。
  • 逆に、InDesignはドキュメントウィンドウの外に出てもスポイトツールのままですが、ドキュメントの外のカラーは拾えません。

ネタ元:CreativeTechs Tips » Use the Photoshop Eyedropper Anywhere!(Photoshop 7から実装されている機能とのことです)

追記(2014年7月25日):

先日のバンフーセミナーにて、カラーの値はどうなるのですか?(=CMYKの値は保持されますか?)というご質問をいただきました。

たとえば、Illustrator(ドキュメントモードはCMYK)とInDesignのウィンドウを並べ、色を拾った場合。

InDesign上の「M:100」は、次のようにカラーが変化してしまいます。つまり、 CMYKの値は保持されず、あくまでも画面上でのカラーを拾うようです。

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