Photoshop、Illustrator:ドキュメントウインドウの外から、スポイトツールで色を拾う
DreamweaverやFireworksなどの旧マクロメディア系のツールでは当然なのですが、Illustrator、Photoshopでも次の方法によって、ドキュメントウインドウの外から、[スポイトツール]で色を拾うことが可能です。
- [スポイトツール]を選択する
- ドキュメント内でクリック
- そのままドラッグしてドキュメントの外に移動
なお、Illustratorでは、非常に負荷がかかるらしく、マウスポインタの動きが鈍くなったり、マウスポインタの形状がチカチカ変わることがあるようです。
- Photoshopでは、ドキュメント内でクリックし続けながらPhotoshopのドキュメントウインドウの外に出ても、マウスポインタはスポイトツールのままですが、Illustratorでは通常のマウスポインタ(Illustrator的には選択ツール)には戻ってしまいます。しかし、Illustratorでも上記の手順でドキュメントの外のカラーは拾えます。
- 逆に、InDesignはドキュメントウィンドウの外に出てもスポイトツールのままですが、ドキュメントの外のカラーは拾えません。
ネタ元:CreativeTechs Tips » Use the Photoshop Eyedropper Anywhere!(Photoshop 7から実装されている機能とのことです)
追記(2014年7月25日):
先日のバンフーセミナーにて、カラーの値はどうなるのですか?(=CMYKの値は保持されますか?)というご質問をいただきました。
たとえば、Illustrator(ドキュメントモードはCMYK)とInDesignのウィンドウを並べ、色を拾った場合。
InDesign上の「M:100」は、次のようにカラーが変化してしまいます。つまり、 CMYKの値は保持されず、あくまでも画面上でのカラーを拾うようです。