Illustrator CC 2014の[カラーピッカー]がバグっぽい…

この記事は鷹野雅弘によって執筆されました。
公開日:2014年7月31日、更新日:2014年10月17日
 

2014年7月23日に開催された第158回バンフーセミナーの終了後、カラーピッカーについて次のような質問をいただきました。

起動直後、「プリント」のドキュメントプロファイルで新規書類を作成し、ツールパネル(または[カラー]パネル)の[塗り]ボックスをダブルクリックして[カラーピッカー]ダイアログボックスを表示すると紫色になってしまうんです…

確かに、次のように表示されます。

ただし、正確には[元のカラー]は「白」ですので、あながち間違ってはいないのですが、Illustrator CCまでは、次のように[新しいカラー]も[元のカラー]も「白」で表示されていましたので、「なぜ、紫!?」と、ちょっとビックリします。

[元のカラー]をクリックすると、次のようにCMYKの値はすべて「0%」になりますが、RGBの値は255となるところ、「254」になってしまいます。誤差の範囲といえば、そうなのですが、ちょっと気持ち悪い…

調べてみると、やっぱりおかしい

調べてみると、Community Forumに次のようなスレッドが立っていました。

実際に、オブジェクトの塗りを「K10」に設定して、[カラーピッカー]ダイアログボックスを表示すると、「K10」は「C8M6Y6K0」に変換されてしまいます…

ご参考

追記(2014年10月17日):

こちらの問題、Illustrator CC(2014.1)で修正されているようです。

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