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2016年3月23日、ベルサール神保町で第174回バンフーセミナーが開催され、「DTPオペレーター・デザイナーのための表計算(実践編)」セッションを鷹野雅弘(スイッチ)が担当しました。

今回のセミナーでは、前半にデータ整形、後半にIllustratorやInDesignなどのDTP系アプリとの連携で構成しました。

予習コンテンツ

先日公開したこちらの記事(EPUB/Kindleの制作についてのメモ(InDesignから))で、次のように書きました。

InDesignからのEPUB書き出しは、CC 2015でも楽勝とは行きません。相当手をかける必要があります。

それ以上に困ってしまうのが、InDesignが書き出す画像の質。設定は細かくできますが、ちょっと甘いな、というのが実感です。

乱暴な言い方をすると、電子書籍(EPUB、Kindle)のアウトプットを前提とする場合、InDesignを起点とするワークフローは最適とはいえません。

リフローで制作したInDesignドキュメントがあり、これをリフロータイプのKindle化する案件があったので、制作メモ。

InDesignから直接Kindle書き出しはできない

過去には、Kindle書き出しを行うInDesign用のプラグインがありましたが、CS6までの対応で、ずっとアップデートされていません。

InDesign CC 2015には、ミニ字形パネルという機能が追加されました。

文字を編集している際、選択している文字に対する異体字などが、小さいパネルとして表示されるというものです。

なかなかいいアイデアだなと思いつつ、次の点で残念です。

  • [字形]パネルにアクセスしたいような場面でないときには邪魔でしかない
  • 表示される候補が少なすぎる

候補が少ない場合には、ミニ字形パネルの右端の三角ボタンをクリックすれば[字形]パネルが開きます。だったら、キーボードショートカットで[字形]パネルを表示/非表示した方が早い。

ちなみに、上記の(「1」の)場合、ミニパネルでは5つしか表示されませんが、[字形]パネルを開くとこれだけあります。

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