CS2のIntel Mac対応状況

この記事は鷹野雅弘によって執筆されました。
公開日:2006年7月 2日、更新日:2011年1月 8日
 

iMac、MacBook Pro、そしてMacBookがリリースされ、残るはPowerMacのみIntel化を待つのみとなっている。

さて、Intelに完全対応していないアプリケーションは、ロゼッタという技術によりエミュレーションされて動作するが、Adobe Creative Suite 2にあたっては、「Version Cue」が動作しないほか、InDesignの数値がおかしいという問題が生じている。

コントロールパレットの数値が下図のように、なんだかすごいことになってしまうのだ。これは、最新のMac OS X 10.4.7と、InDesign 4.0.3の組み合わせでも同様。メートル系(mm)でダメならポイントにすれば?と思うがそれでもNG。

Intel Mac上で動作させたInDesignのコントロールパレット

その他のIllustrator、Photoshopなどは基本的に動作する。また、Dreamweaver 8やFireworks、FlashもOK。

PowerMacについては、8月8日からWWDCという開発者向けのイベントにて発表されるのではないかという噂がある。これ以降、IntelでないMacintoshは購入できなくなる。

一方、CS3のリリースは来春。この期間、新規購入するマックではInDesignをまじえた仕事はできないことになる。もし、近々に購入を検討されている場合、WWDC前に購入するのが得策だろう。

追記: Adobeサポートデータベース:Intel ベースの Macintosh における Version Cue CS2 の起動および実行時の問題について

追記2:上記の問題は10.4.8アップデータによって解決しました。

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