Photoshop CS5のSneak Peek「Content-Aware」
John Nack on Adobe: Video: Sneak peek of Content-Aware Fill in Photoshopにて、Photoshop新バージョンの新機能プレビューのビデオが公開されています。
特筆すべきは次の点です。
- [スポット修復ブラシ]に新しいモード「Content-Aware」オプションが追加:ドラッグ操作だけで、よりスマートに修復(0:00-1:46)
- たとえば、レンズフレア部分の選択範囲を作成し、編集→塗りつぶしで「Content-Aware」を選択、これだけでいい感じに仕上がる(1:47-2:21)
- 切り抜きツールを利用する際、3×3のグリッド(三分割法)が表示される(2:21-2:31)
- 砂漠のデモは、デモネタだということを差し引いてもマジック級(3:27-4:00)
- パノラマ画像を作成した後に余白も「Content-Aware」塗りつぶしが適用できる(4:00-5:07)
Photoshop CS4では、シーム・カービング(seam carving)が「コンテンツに応じて拡大・縮小」として実装されました。「Content-Aware」も「コンテンツに応じて」みたいな感じに近くなるのでしょうか。
「Content-Aware」もすごいですが、Patchmatchのすべてではなさそうです。
Adobe Creative Suite 5 Launchというサイトができ、4月12日(アメリカ時間)までのカウントダウンがはじまっています。
Adobe Creative Stationで「ベテランほど知らずに損してるPhotoshopの新常識」と題して連載しています。
- 第1回「あ、それ、今のPhotoshopならこうします!」
- 第2回「 ズームとスクロール、ダークUI」
- 第3回「“ふわふわ/もこもこ”も、どんと来い![境界線を調整]で実現するスピーディな切り抜き」
- 第4回「まだスライスで消耗してるの?「画像アセットの生成」でスライス不要のサクサク切り出し 」
- 第5回「支給画像あるある(逆光、手ブレ、モヤ)」
- 第6回「繰り返し作業には欠かせないアクション、ドロップレットや条件分岐、一時停止機能でさらに効率アップ」
- 特別編「データの使い回しとCCライブラリ」
- 第7回「ベクトルマスクを使って実現する、直しに強い切り抜き」
- 第8回「たかがガイド、されどガイド。ガイドと整列を制すものがデザインを制す」
『Webデザインの現場ですぐに役立つ Photoshop仕事術』
2015年3月『10倍ラクするIllustrator仕事術』の兄弟本としてソシムから発売。
- 1章 制作をはじめる前に(鷹野 雅弘)
- 2章 Photoshop CC以降でのカンプ作成のベストプラクティス(黒葛原 道)
- 3章 モバイルにも通用するデザインカンプ制作のイロハ(牧下 浩之)
- 4章 効率化のためのTips(三浦 将)
- 5章 見落としがちな基本機能(鷹野 雅弘)
書名の通り、Web向けの内容です。