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2017年7月27日[木] 15:00-17:30、The Gallery Too (株式会社Too本社3F、港区虎ノ門)で[Too x Adobeセミナー]いま知っておきたいウェブのいろは -すぐに役立つ基礎から最新トレンドまでが開催されます。

次のように記載されていますが、主なターゲットは「主にプリントメディアの制作に従事していて、ウェブ関連の動向をキャッチアップしたい方」です。

  • ウェブを基礎から見直したい方
  • コーディングはよく分からない・・という方
  • コミュニケーションをより円滑にしたい方
  • ウェブ最新トレンドを押さえておきたい方

あるウェブ系のセミナーにて「ダイワリって何ですか?」という方がいたので、ざっくりと比較表にしてみました。

  • { }がついているのは、ちょっとムリヤリ感が残りますが、ご参考までに
  • 中見出しは「なかみだし」のほか「ちゅうみだし」と読むこともあります
カテゴリ読み方Web
紙面設計つめグローバルナビゲーション(グロナビ)
「書籍名」はしらサイトID(左上のロゴ)
「章」グロナビのYou are here.
「節」{パンくずリスト}
Copyrightこぴーらいとmeta要素
準備台割だいわりサイトマップ
章立てしょうだてハイレベルサイトマップ
グリークテキスト Lorem Ipsum
ワイヤーフレーム ラフレイアウト
書籍おび{スプラッシュ}
奥付おくづけmeta要素
-
図版角版かくはん 
ページノンブル
(ページ番号)
 -
リンク相互参照そうごさんしょうサイト内リンク
脚注きゃくちゅう{ページ内リンク}
コンテンツ大見出しおおみだしh1
中見出しなかみだしh2
小見出しこみだしh3
カラーCMYKしーえむわいけーHEX
DICでぃっく
PANTONEぱんとーん
文字関連級数きゅうすうfont-size
行送りぎょうおくりline-height
アキ外マージン margin
内マージン padding
その他目次もくじXMLサイトマップ
ISBN {URL}

InDesignデータありきでWeb/EPUB/Kindle用にHTMLファイルを作成する必要があり、今回、次のように考えました。

  • InDesignからの書き出しは、かえって手間がかかる。かといって、プレーンテキストにタグ付けするのは時間と手間がかかりすぎ
  • InDesign内で、「見出し1」の行頭に「# 」、「見出し2」の行頭に「## 」、のように、Markdown記法の記号を付けて、プレーンテキストに書き出せばよい

InDesign上でMarkdown記法の記号を付ける

InDesignの検索置換を使う。

  • 正規表現を用いて、「行頭」を指定する
  • 検索条件に「段落スタイル」を設定する

具体的には次のように指定する。

  • 検索文字列:^(.)
  • 置換文字列:# $1
  • 検索形式:「段落スタイル:h1」

先日公開したこちらの記事(EPUB/Kindleの制作についてのメモ(InDesignから))で、次のように書きました。

InDesignからのEPUB書き出しは、CC 2015でも楽勝とは行きません。相当手をかける必要があります。

それ以上に困ってしまうのが、InDesignが書き出す画像の質。設定は細かくできますが、ちょっと甘いな、というのが実感です。

乱暴な言い方をすると、電子書籍(EPUB、Kindle)のアウトプットを前提とする場合、InDesignを起点とするワークフローは最適とはいえません。

昨年(2015年)5月の次のエントリーで「適切なファイル名を付けることをやめた」と書きました。

これが発展して、現在、フォルダー監視アプリ「Hazel」とドロップレットを使った半自動のワークフローになっています。

スクリプトなどを使うと、さらに省力化できそうですが、私には難しく、とはいっても、外注して制作をお願いするほどのものでもありません。同様の方に、少しでも参考になればと思い、共有します。

使うもの

  • Photoshop
  • A Better Finder Rename(リネーマー)通称「ABFR」
  • Captur
  • Transmit(FTP)
  • Hazel(フォルダー監視)
  • MacDown(Markdownエディター)
  • Excel

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