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2014年1月15日、ベルサール神保町で第152回 バンフーセミナーが開催されました。

鷹野 雅弘(スイッチ、DTP Transit)と福澤 憲幸さん(バンフートレーニングスクール)とともに、「あ、それ、今のIllustratorならこうします! 2014version」と題して、デモを中心にお話ししました。

Illustrator CCはバージョンにして17。アドビが新機能紹介で取り上げる派手目の機能のかたわら、細かいところでの改良が意外にあります。本セミナーでは、ベテランユーザーほど見逃しがちなIllustrator の小技にフォーカスします。 日々の仕事に忙殺されている方に、スキルの棚卸しとしてご活用いただきたいTips 集大成的な内容でお送りします。 過去(130 回/132回/146 回)にも開催しましたが、2014 年度版として新ネタ中心で構成します。今回もバンフートレーニングスクール講師を交えてご紹介します。

アンケート

ご参加いただいた方は、ぜひアンケートにお答えください(バンフーとは無関係で、講師が独自に行っているものです)。

デモデータをダウンロードできるように追って、ご案内します。

補足

アンケートにて次のようなコメントをいただきました。

「結局、できない」みたいなオチが多かったけど、できるものにフォーカスして欲しかった。

なるほど、そうですよね。これができる、あれができる、これが便利になったは、アドビや販社のセミナーでも紹介されます。一方、「あれ、うまくいかない...」ことに関しては、表だって紹介されることは少ないのが実状。できないことに対して、検証などの時間を割くのは時間のムダです。そのような負担を回避いただこうという方針で取り上げました。

64ビット化にあたり、Illustrator CS6では、いろいろ“ボロ”が出てきています。

icn_Art_View_512.png

あー、やっぱりMacでよかったよな、と思うのは「ツーフィンガースクロール」と「Quick Look」。前者は出先しか使わないけど、Quick Lookがないときに、どうやって仕事していたか、思い出せないくらい、重要な機能だと思います。

ちなみに、Quick Lookは、2007年10月にリリースされたMac OS X 10.5(Leopard)ではじめて搭載。ドキュメントを開かなくても、スペースバー(またはcommand+Yキー)でプレビューできる機能です。その後、地道に強化されて、SpotlightやOpen/Saveダイアログボックスでもサポート。意外なところでは、Transmitでもサポートしています。

(フルスクリーンや一覧表示は、キーボードショートカットを覚えておきたいですね。)

塗り(や線)の「白」のオブジェクトにオーバープリントがかかっていると、出力時には透明として扱われてしまいます。Illustratorでは[表示]メニューの[オーバープリントプレビュー]をオンにすると、そのシミュレーションを行えます。

AiCC-overprint-white-2.jpg

ルーラーガイドを挿入(作成)するには、ルーラー(定規)からドラッグする、というのが常識でした。

ところが、Illustrator CCでは、ルーラー上でダブルクリックすると、ルーラーガイドが挿入されるようになっています。

ちょっと前の話題ですが、InDesign用の「StyLighter」というスクリプトが公開されていました。

これを使うと、次の2つが可能になります。

  • オーバーライドされている箇所に赤い線が出る
  • 段落スタイル/文字スタイルごとにカラーリングできる

参照リンク:

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