Illustratorでスナップ機能を活用するために、commandキーのON/OFFを使い分けるべし（タイトル変更）

スナップとは？

たとえば、次のように2つの四角形の角と角を正確に合わせたい場合に、スピーディに正確に合わせる機能がスナップです。

スナップを使うことで、次の操作が可能になります。

• アンカーポイントとアンカーポイントを正確に吸着させる
• アンカーポイントとオブジェクトの中心点を正確に吸着させる
• オブジェクト中心点とオブジェクトの中心点を正確に吸着させる

さらに、スマートガイドを併用すると、ドラッグ先のオブジェクトの中心などに吸着させることが可能です。

なお、スナップを使うには、［表示］メニューの［ポイントにスナップ］がオンになっている必要があります。

なお、環境設定の［選択範囲・アンカー表示］カテゴリの［ポイントにスナップ］にて、吸着する距離を設定します。

追記（12月24日）

@yuzuya_shotakenさんからコメントいただきました。

Ctrlを押しながらアンカーポイントをドラッグすればOFFにする必要ない気がするのですが...

［選択ツール］を選んでいるときにはcommandキー（Ctrlキー）を押すことで、バウンディングボックスをオフにしないでもスナップを使えます。しかし、オブジェクトを非選択状態でアンカーポイントをドラッグすると、そのアンカーポイントのみが移動してしまいますし、そもそもスナップを使う作業の流れでは、［選択ツール］に持ち直しているケースが少ないような気がするのです。

もちろん、人それぞれですので、ご自身のスタイルを見つけるご参考にしていただければ。

追記（2011年11月8日）：

その後、いろいろ考えたのですが、@yuzuya_shotakenさんからいただいたcommand（Ctrl)キーを併用すればバウンディングボックスをオフにする必要はない、がスマートだと考えが変わりました。

選択時、非選択時で、次のような挙動になっています。