最近のPhotoshopの困った挙動(フリックパンとスクラブズームなど)

この記事は鷹野雅弘によって執筆されました。
公開日:2011年2月 4日、更新日:2015年9月 6日
 

困った、といっても好き好きですが、古くからのユーザーが戸惑うベスト3です。

フリックパン

Photoshop CS4から、手のひらツールでドラッグするときに、慣性スクロールするようになりました。

オフにするには、環境設定の[一般]で[フリックパンを有効にする]のチェックをはずします。

flickpan-off-s2.jpg

[アニメーションズーム]も切っておくとよいかもしれません。

スクラブズーム

Photoshop CS5から、ズームツールを右に動かすとズームイン(画面が拡大)、左に動かすとズームアウト(画面が縮小)します。

従来のように、拡大したい領域をドラッグできるようにするには、[ズームツール]を選択時に、オプションバーで[スクラブズーム]のチェックをはずします。

scrub-zoom.jpg

ピクセルグリッド

ピクセル間に白い線が表示されるようになっています。 非表示にするには、[表示]メニューの[表示・非表示]→[ピクセルグリッド]のチェックをはずします。

px-grid-onoff.gif

追記:

Photoshop CS6/CCでは、デフォルトでアプリケーションフレームが表示されるようになっています。

[ウィンドウ]メニューの[アプリケーションフレーム]をクリックすれば、非表示になります。

Photoshop CS5以降、ドキュメントウィンドウにFinderからドラッグ&ドロップできるので、アプリケーションフレームが非表示の方が作業しやすいですよね。

追記(2014年2月):

Photoshop CS6以降の[切り抜きツール]もイライラの原因になる方がいると思います。

追記(2014年4月):

ブラシサイズ変更のUI、サンプルリングも要チェックです。

追記(2):

2015年6月リリースのIllustrator CC 2015で、ズームツールが、Photoshopでいう「スクラブズーム」と「アニメーションズーム」のミックスしたものに変わりました。

YouTube

DTP TransitのYouTubeチャンネルです。1分前後のクイックTipsを投稿しています。

チャンネル登録

Twitter

本サイトの記事以外に、小ネタやタイムリーな話題などをツイートしています。

マンスリーでまとめています。

このページの上部に戻る