Illustrator CC 2015でのズームツールの変更

この記事は鷹野雅弘によって執筆されました。
公開日:2015年6月20日、更新日:2015年6月23日
 

Illustrator CC 2015のズームツールが、Photoshopでいう「スクラブズーム」と「アニメーションズーム」のミックスしたものに変わりました。

  • スクラブズーム:右にドラッグすると拡大、左にドラッグすると縮小
  • アニメーションズーム:マウスボタンを押したまま待つと拡大、optionキー(Altキー)を押しながらマウスボタンを押したまま待つと縮小

従来通りに戻したい方は、[環境設定]の[GPUパフォーマンス]カテゴリで[アニメーションズーム]をオフにします。

ご参考

Photoshopだけだと困るんだよね…と、まず、Photoshopでオフにすることを推奨してきましたが、Illustratorでも同様の挙動がデフォルトになりましたので、意識を変えるタイミングかもしれません。

追記(2015年6月23日):

[GPUパフォーマンス]オプションがオンになっていると、次のような問題が発生することがあるようです。

  • Windows環境で強制終了してしまう
  • 既存ファイルを開くと何も表示されない(レイヤー等は表示される)
  • 新規作成でファイルが真っ黒になる
  • ファイルの中にギザギザの線が現れる
  • 線の太さが一定にならない
  • 点線が実線になる
  • 「Web用に保存」を選ぶと強制終了する

Adobeではこの問題を認識しており、現在調査中です。

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