InDesignのカーニングをリセットにする最強ショートカット:command+option+Qキー

この記事は鷹野雅弘によって執筆されました。
公開日:2009年8月 5日、更新日:2014年1月20日
 

coq.png

改めて取り上げるまでもなく、InDesignにはたくさんの文字詰めの機能があります。引き継いだドキュメントや過去に制作したドキュメントを開いて絶望するときなどに有効なのがcommand+option+Qキーのキーボードショートカットです。

これを実行すると、オプティカル/メトリクスなどのカーニングは和文等幅に、字送りは0に、また、手動で行ったカーニング(手詰め)までも0になります。

ちなみに、Illustratorでcommand+option+Qキーを実行すると、トラッキング(InDesignでいう字送り)のみがリセットされます。オプティカル/メトリクスなどのカーニングや手詰めには影響がありません。

Illustratorにこそ、欲しいキーボードショートカットなのにな、と思ったり...

追記:

OS X 10.8(Mountain Lion)では、command+option+Qキーが「ウィンドウは保持しながら終了」にアサインされているため、InDesignでommand+option+Qキーが効きません。

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