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Fireworksには、オブジェクトの大きさにカンバスをフィットさせる[カンバスを合わせる]というコマンドがあり、よく使います(command+option+F/Fit)。

Photoshopにもあればな、と思っていたところ、[イメージ]メニューの[すべての領域を表示]を使って同様のことが行えることに気づきました。

Photoshop付属のサンプルファイル「魚.psd」に対して[すべての領域を表示]を実行すると、

PSCS5-allarea1-s.png

聞くところによると「背景」レイヤーをはずして自由変形を行っている強者もいらっしゃるとのことで、Photoshopでの画像の回転について、改めてまとめてみます。

かなり古いPhotoshop

[ものさしツール]で計測し、その角度を用いて回転します。

  1. ツールボックスから[ものさしツール]を選択します。
    DTPTransit-Photoshop-katamuki001.png
  2. 画像内で、水平であるべきところをドラッグします。
    kaiten2-s2.png
  3. [イメージ]メニューの[画像の回転]→[角度入力]をクリック。
    DTPTransit-Photoshop-katamuki002.jpg
  4. 手順2により、角度が自動的に入力されているので、そのまま[OK]をクリックします。
    kaiten-s.png
  5. このままだと余白が生じてしまうので、切り抜きツールでトリミングを実行します(Photoshop CS5以降でしたら、余白部分のみを選択して、コンテンツに応じて塗りつぶしを実行する手もあります)。
    kaiten3-s.png

「背景」レイヤーは、透明部分を持つことができない特別なレイヤーです。

layer0-1.png

ダブルクリックして、ダイアログボックスが表示されたら、[OK]をクリックすると、透明部分を持つことができる「レイヤー0」になります(もちろん、レイヤー名は変更可能)。

layer0-3-s.png

あるアプリケーションからほかのアプリケーションに移る場合、[しまう]は使わない方がよいだろう。

  • [ウィンドウ]メニューの[しまう]をクリック
  • command+M
  • ウィンドウ左上の黄色いボタンをクリック

Mac OS Xが出てきたとき、黄色いボタンをクリックすることで魔法のランプの精が消えるようなジニー・エフェクト効果がもてはやされた(特にshiftキーを押しながら....)。Mac OS Xはこう使うものと、すり込まれてしまった方が多いようだが、次の理由によって、生産性が落ちるだけで意味がない(と思われる)。

  • [しまう]によって隠したウィンドウは、Exposéの対象にならない
  • アプリケーションを切り替えたときに、また開かなければならない

IllustratorとInDesignはcommand+shift+Aキー、Photoshopではcommand+Dキーという選択解除のキーボードショートカットがあるが、Finderにはないのかしら、と困っていた。

たとえば、こんな感じに、フォルダ内のすべての項目を選択してしまった場合、どのように解除すればよいのか....

finder-select-all1-s.png

  • command+shift+Aキーを押しても何も変わらない
  • どの項目をクリックしても何も変わらない
  • tabキーを押せば、最初の項目が選択される
  • (英数モードで)Aキーを押せば、Aからはじまる最初の項目が選択される

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