(入力スピードアップだけでなく、固有名詞を正しく入力するためにも)単語登録を活用しよう
仕事柄、「そんなに文字入力はしないよ」という方も、ここ数年、メールやソーシャル系など、文字入力を行う場面が増えているのではないかと思います。
コーディングも文字入力も、効率化をつきつめれば「いかに入力しないか」に行き着くのではないかと思うのですが、そのひとつの手段が「単語登録」です。
私は、「あ〜、さっきも打った」と思ったら、すぐに単語登録します。
- だい → ダイアログボックス
- あぴ → アピアランス
- いら → Illustrator
- あい → iPhone、iPad、iPhone、iPad
- しふ → shiftキー、+shift
- てん → Mac OS X、OS X Lion
- つい → Twitter
- でー → DTP Transit、https://www.dtp-transit.jp/
- から → 〜
- らく → 『10倍ラクするIllustrator仕事術』
- いめ → <img alt="" src="" class="right" />
- ふろ → class="right"
上記のように、よく使うものに加え、指使い的に入力しにくいもの、大文字小文字など誤りやすい固有名詞など、どんどん単語登録しています。
入力する頻度の高い「めーる」、「じゅうしょ」、「でんわ」も、個人のものを登録しています。
ATOKでの単語登録
ATOKでは変換したことを覚える機能(推測候補)がありますが、マシンのリプレースの場合などには移行できないため、やはり単語登録しておくべきでしょう。 単語登録は、次の手順で行います。
- 登録したい文字を選択
- control+shift+Eキーを押す
- [読み]を入力して[登録]ボタンをクリック
ATOKの強みは、ユーザー辞書のバックアップと同期
ATOK Syncを使うことでユーザー辞書を、クラウドに保存できます。ほかのマシンから参照できるようになります。複数のMacを使う方はもちろん、iPhone、Androidにも対応とのこと(こっちは未検証)。
なお、利用にはジャストシステムが提供する「インターネットディスク」が推奨されていますが、ATOK 2011では1年、月額制のATOK Passportでは契約期間中、ずっと無償で使えるようになりました(それまでは有料だったので、MobileMeディスクを使うなどのハックが考案されていました)。
追記(12月29日):
Windows版のGoogle日本語入力(MS-IME互換)では、Ctrl+Shift+F10キーだそうです(@itouhiroさん、ありがとうございます)。
Mac版では、環境設定で登録しないと設定されていないようです。