Photoshopの切り抜きで、選択範囲外のピクセルを残すには

この記事は鷹野雅弘によって執筆されました。
公開日:2011年4月18日、更新日:2015年2月11日

Photoshopで切り抜きを実行すると、選択範囲外のピクセルが消えてしまいます。後から、ちょっと修正したいという場合に困ります。

Ps-trim-02-s.jpg

[切り抜き]ツールで選択範囲を作ったら、オプションバーの「削除」を「残す」に変更すれば、選択範囲外のピクセルが削除されません。

Ps-trim-03.jpg

ただし、「背景」レイヤーのままではこのオプションが使えませんので、切り抜きを実行する前に、レイヤー名をoption+ダブルクリックして「レイヤー0」にしておく必要があります。

Ps-trim-04.jpg

グレーの領域にあるピクセル情報は確認できませんが、画像を移動すればピクセル情報が残っていることを確認できます。

Ps-trim-05-s.jpg

画像すべてが見えるようにカンバスサイズを変更するには、[イメージ]メニューの[すべての領域を表示]をクリックします。

追記(2011年4月18日):

「これって、どのバージョンからの機能?」というご質問をいただきました。確認したところ、Photoshop 7.0でも対応していました(CS-CS4も対応しています)。

追記(2011年4月25日):

笹川さん(@jdash2000)から補足いただきました。

地味に便利だわ。ちなみレイヤーにしてあればカンバスサイズ変更しても同じようにはみ出た画像は削除されない

「画像の一部が切り取られます」というアラートこそ出ますが、背景でなくレイヤーになっている場合、カンバスサイズを小さくするときでも、隠れてしまう領域のピクセル情報は残ります。

PsCS5-canvas-size-s.jpg

追記(2015年2月11日):

Photoshop CS6以降、[切り抜きツール]を選択しているとき、オプションバーの[切り抜いたピクセルを削除]オプションをオフにします。

「背景」レイヤーの場合、「レイヤー0」になります。

「レイヤー0」になっている場合、カンバスサイズサイズの変更時、オプションバーの[切り抜いたピクセルを削除]オプションのオン/オフにかかわらず、ピクセルは削除されません。

Adobe Creative Stationで「ベテランほど知らずに損してるPhotoshopの新常識」と題して連載しています。

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