RAWデータのメリット

この記事は鷹野雅弘によって執筆されました。
公開日:2005年11月26日、更新日:2014年2月 8日

ここ数年、よく聞かれるようになった「RAW」(ロー)データ。ちょっととっつきにくい感がありませんか?

お刺身のことを「RAW FISH」といいますが、RAWとは「生」のことです。一般的にデジカメ内部で撮影したデータは、JPEG画像となりますが、このJPEGにする過程で、デジカメ内で補正が行われています。「RAW」データは、デジカメで撮影した状態をそのまま保持できる形式です。これにより、デジカメメーカーのお仕着せの調整に頼るのでなく、自分なりの補正を行うことができるのがひとつのメリットです。

さて、RAWデータを開いて編集し、JPEGやPSDなどに保存することを「現像」と呼びます。この現像の作業が、RAWデータのアドバンテージ(優位性)をもっとも発揮できるところかもしれません。

Photoshopのイメージメニューの色調補正コマンドを利用すると、実際のピクセル情報を変更してしまいます。そこで、調整レイヤーがありますが、すべてのコマンドに対応しているわけではありません。

RAWデータの編集画面では、さまざまは色調補正をパラメータで利用できますが、保存を実行するまで、実際にピクセル情報には影響がないのです。

raw.jpg

備考(1)

先日のPhotoshop Worldにて、ラッセル・ブラウン氏がRAWデータを、Photoshop CS2のスマートオブジェクトとして配置し、Photoshopから何回でも戻って修正できるよ、といったデモを行っていました。

そのものズバリのデモではないですが、こんなムービーが公開されています。

http://av.adobe.com/russellbrown/CS2CameraRAWSM.mov

備考(2)

難点もあります。 私が使っているCANON IOS10Dでは、JPEGで撮影すると1枚2MBくらいですが、RAWだと、1枚6.2MBにもなってしまいます。ファイル容量が増えてしまうのがネックですね。

Adobe Creative Stationで「ベテランほど知らずに損してるPhotoshopの新常識」と題して連載しています。

『10倍ラクするPhotoshop仕事術』

2016年に発売予定。

お知らせメール登録

『Webデザインの現場ですぐに役立つ Photoshop仕事術』

2015年3月『10倍ラクするIllustrator仕事術』の兄弟本としてソシムから発売。

  • 1章 制作をはじめる前に(鷹野 雅弘)
  • 2章 Photoshop CC以降でのカンプ作成のベストプラクティス(黒葛原 道)
  • 3章 モバイルにも通用するデザインカンプ制作のイロハ(牧下 浩之)
  • 4章 効率化のためのTips(三浦 将)
  • 5章 見落としがちな基本機能(鷹野 雅弘)

書名の通り、Web向けの内容です。

『10倍ラクするIllustrator仕事術』改訂版

『10倍ラクするIllustrator仕事術』(増強改訂版)は、2011年発売の『10倍ラクするIllustrator仕事術』の改訂版。2014年に技術評論社から発売、現在5刷です。2011年版と合わせて35,000部のロングセラーとなっています。

詳しくはサポートサイトにて。

画像:『10倍ラクするIllustrator仕事術』改訂版

『10倍ラクするIllustrator仕事術』全都道府県縦断セミナーツアー、 47都道府県すべての県での開催が終了しました。ご参加ありがとうございました!

画像:『10倍ラクするIllustrator仕事術』改訂版

5つの「く」

画像:『10倍ラクするIllustrator仕事術』改訂版

DTP Transitのコアとなっている制作へ考え方「ムラなく、モレなく、直しに強く、手数を少なく、美しく」を5つの「く」としてまとめてみました。

オススメのスライド

お問い合わせ

メールマガジン

サイトの新着情報などを、月1回程度、メールマガジンでも配信しています(まぐまぐから配信。無料です)

オススメ記事

Illustrator

InDesign

Photoshop

その他

 

リンク

このページの上部に戻る