IllustratorでWeb向けの作業を行うときのチェックリスト

この記事は鷹野雅弘によって執筆されました。
公開日:2010年12月14日、更新日:2014年5月22日
 

Illustratorで既存の書類を、そのままWeb向けとして作業する場合、次の操作を行います(新規にスタートするときには、ドキュメントプロファイルで「Web」を選択すると、このリストの多くはクリアされます)。

  • カラーモードをRGBに([ファイル]メニューの[ドキュメントのカラーモード]→[RGB])
    ai4web-12.gif
  • 単位をピクセルに(環境設定の[単位]タブ、またはルーラー上でcontrol+クリック)
    ai4web-5.gif
  • ピクセルプレビューをオンに([表示]→[ピクセルプレビュー])
  • ピクセルグリッドに整合をオンに([変形]パネルのパネルメニュー内の[新規オブジェクトをピクセルグリッドに整合]にチェックをつける)
    ai4web-11.gif
  • ラスタライズ効果設定で解像度を72dpiに([効果]→[ドキュメントのラスタライズ設定])
    ai4web-2-s2.gif
  • 環境設定の[キー入力]を「1px」に設定
    ai4web-8-s2.gif
    これにより、shiftキーを押しながら矢印キーを押すと10ピクセル移動します。

「Web」のドキュメントプロファイルで新規ドキュメント作って、そこにコピー&ペーストした方が早いのですが、ピクセルプレビューはデフォルトはオフですのでご注意ください。

アクション

Webの人からIllustratorドキュメントが来たときには、上記の逆をやればいいわけです。

「アクションを作っておけばいいよね」と思ったのですが、ここに挙げる操作のほとんどはアクションに記録できません。

なんかうまい方法ないのかな...

Illustrator CS5でのWeb向け機能強化

  • ピクセルグリッドに整合([変形パレット])
  • テキストのアンチエイリアスOFF
    ai4web-6.gif
  • 定規の原点(0, 0)が左下から左上に移動

単位をピクセルにしたとき、定規の目盛が12の倍数になってしまう"仕様"は健在です。

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