仕事で活用できそうなiPadのアプリ 2018

この記事は鷹野雅弘によって執筆されました。
公開日:2018年1月11日、更新日:2018年1月13日
 

インスタントメモとマークアップ(iOS標準機能)

Apple Pencilでロックされているスクリーンをタップすると純正アプリ「メモ」が起動し、すぐにメモをとりはじめることができます。

スクリーンショットに対して、書き込みを行うマークアップ機能も便利。

画面分割(iOS標準機能)

iOS 11から画面分割の方法が変わりました。

2つ目のアプリを浮かせた状態の「Slide Over」と、2つのアプリで画面を分割する「Split View」の2種類があり、「Split View」は幅の比率を変更できます。

親アプリとして対応できるアプリは限られます。たとえば、Netflix+辞書アプリを同時に開きたい場合、Slide Overは可能ですが、Split Viewはできません。やりたいのは、Split Viewなのに…

もちろん、「Picture in Picture」(動画をミニウィンドウ化)すればよいのですが、たとえば、Huluは対応していません。

「LiquidText PDF Reader」:PDFへのメモとそのとりまとめ

とにかく、ぶっとんでます! 説明よりも、この動画をご覧ください。

Acrobatでこれができたら、本当にアクロバティックなのに!と思います。

「GoodNotes」:手書きメモをOCRする

手書きメモをOCR(テキスト変換)するには、GoodNotesを使います。

  1. 手書きメモを投げ縄ツールで囲んでタップ

  2. [変換]をタップ

  3. [テキストの変換]ウィンドウが出る

「Procreate」:右手でApple Pencilで描きつつ、左手の指で消しゴム

右手でApple Pencilで描きつつ、左手の指で消しゴムができたらいいのに、と思ってたらProcreateでできました。

  1. [環境設定]で[高度がジェスチャコントロール]をタップ

  2. [タッチ]を「消しゴムのみ」に設定

その他、こちらのエントリーに、いろいろなノウハウが詰まっています。

「二本指グローブ」:パームリジェクション問題を物理的に解決

Apple Pencilなどで描いているときに、右手の手のひらが反応しないようにする機能。

iPad ProとApple Pencilは、OSレベルでパームリジェクションするとのことですが、それでもやっぱりそんなにうまくいきません。

ペンタブ用の「二本指グローブ」をつけるという回避方法があるようです。

なお、Procreateの場合には、[環境]アプリから設定します。

「Notabilty」:録音しながらメモを取る

アップルのCMで使われていたアプリということで評判になりました。

Notabiltyの録音機能は、ただ録音するだけでなく、描いたノートが音声に合わせて表示することできます。セミナーや会議などで使えるかも。

物理的なキーボード?mazec?

議論が残るのが物理的なキーボード。こればっかりは少しの期間使ってみないとわかりませんよね。

私はiPadではあまり文字を入力したくないので、mazecを使っています。

「Astropad Studio」:iPadをMacの外付けディスプレイにする

iPadをMacの外付けディスプレイにするAstropadが大幅にバージョンアップして、買い取りの「Astropad Standard」と月額1300円(または年間8800円)のAstropad Studioになりました。

Astropad for iPad Pro (Japan) from Astro HQ on Vimeo.

同様のソリューションに「Duet Display」がありますが、Astropadはタブレット上で描くのに適しているようです。

「Adobe Illustrator Draw」:

最後に。描き方の手順がわかったといって描けるものではありませんが、「Adobe Illustrator Draw」でも、ここまでできるようです。

おまけ:ファイル(標準機能)

解凍こそできませんが、zipファイルの中味を確認できるようになりました。

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