Mac OS Xの画面スクリーンショットの影をコントロールする「MiniShadow」がアップグレード(だけど要注意)
Mac OS Xで、command+shift+4でキャプチャを撮ると次のようになります。
この影を次のようにする「MiniShadow」というユーティリティがあります。
この「MiniShadow」、2.0になって(私が考えるに)改悪されてしまいました。
- 以前は、ファイル名に「-s」を付けていたが、2.0では「-MiniShadow」が付く。長いし、変更できない。
- ファイルの保存先を毎回聞いてくる。デスクトップでいいし、環境設定で決めさせて!
比較表にすると、こんな感じです。
1.5 | 2.0 | |
日本語化 | ||
画像の大きさ変更 | ||
背景を白に | ||
retina対応 | ||
ファイル名 | -s | -MiniShadow |
保存場所の確認 | ||
PNG書き出し | ||
JPEG書き出し |
というわけで、このあたり困りそうな方は、2.0にアップデートしないようにし、かつ、古いバージョンを捨てずに保存しておくことを(強く)オススメします。
App Store経由で購入していると、どこにおいておいてもアップデート対象として見なしてしまうようですので、(誤ってアップグレードされてしまう対策として)圧縮したものを保存しておくと無難です。
ご参考までに、こちらが1.0/1.5。
アップデートされた2.0はこんな感じ。
追記:
そもそもそんな需要があったことにオドロキダゼ!
というツッコミをいただきました。
そもそもそんな需要があったことにオドロキダゼ! / "Mac OS Xの画面スクリーンショットの影をコントロールする「MiniShadow」がアップグレード(だけど要注意)" https://t.co/GOpjcRgbmZ
— アオヤマ ミント (@MintoAoyama) August 12, 2013
ある意味、このような加工を行うことは、そのままの状態ではないという意味では好ましくないかもしれません。
でも、ここ数バージョンのMac OS Xのウインドウについているドロップシャドウはボケ足が長すぎ、ブログで使うにも(スペース的に)冗長ですし、プリントメディアでもシャドウ部分に文字がかからないようにするかどうかによって、レイアウトの方向性が変わってくるなど、なかなか悩ましい問題です。
追記(2014年2月):
追記(2014年3月11日):
作者の方に連絡してみたところ
- ネーミング:検討してみます(I'll consider changing this in the next update.)
- 保存場所:アップルの方針でこれは変更できない(I don't like this either. It's because the app is sandboxed now, which is a requirement from Apple.)
- パネルが大きい:日本語よくわからないので、改善案を送ってみて(If you have shorter translations, feel free to send them to me and I'll include them in an update.)
で、送ったのがこちら。